オフシーズンに突入したNBAは、現地時間6月22日のドラフトを経て、今月末からフリーエージェント(FA)との交渉が解禁となる。
そんななか、21日に米スポーツ専門局『ESPN』の番組「First Take」が公開され、ゴールデンステイト・ウォリアーズの話題が展開された。
2022年の覇者は今季、カンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズに2勝4敗で敗れて連覇に失敗。ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンをはじめ、アンドリュー・ウィギンズ、ケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世は来季も契約下にいるが、19日にドレイモンド・グリーンが来季契約(プレーヤーオプション)を破棄して完全FAになることが明らかとなった。
グリーンは2012年のドラフト2巡目全体35位でウォリアーズに入団。以来、カリー、トンプソンと並ぶ攻守の要として4度の優勝に貢献したほか、オールスターに4回、オールNBAチームに2回、オールディフェンシブチームに8回選出され、2016-17シーズンには最優秀守備選手賞にも輝いている。
番組内で、もしグリーンが移籍した場合ウォリアーズは覇権争いへ参戦できなくなるか、というテーマになると、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏は「当然だ」と切り出し、以下のように続けた。
「ディフェンス面におけるドレイモンド・グリーンについて議論する必要はないはずだ。彼がエリートなファシリテーター(目的達成のための進行役)じゃないかって? 私はそんなことはないと信じている。
ドレイモンドはステフ・カリーの負担を軽減している。そして彼のことをセットアップしているじゃないか。あの男は的確なスポットへボールを配球している。しっかり見なくても、彼にはステフ・カリーがどこにいるか頭の中でわかっているんだ」
ウォリアーズはリーグのどのチームよりもパッシングゲームを重視しており、カッティングやオフボールスクリーンから選手たちが連動して攻撃を展開するチーム。今季の平均パス成功数321.6回は2位のインディアナ・ペイサーズ(305.2回)に大差をつけてリーグトップ。そのなかでグリーンのパス回数は平均61.5回でリーグ9位にランクしており、カリーの長距離砲やペイントエリアのイージーショットを演出している。
グリーンは過去3年連続でオールディフェンシブチームに選ばれてるが、攻撃面においても、ウォリアーズにおける重要度はカリーと同等だとスミス氏は言う。
そんななか、21日に米スポーツ専門局『ESPN』の番組「First Take」が公開され、ゴールデンステイト・ウォリアーズの話題が展開された。
2022年の覇者は今季、カンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズに2勝4敗で敗れて連覇に失敗。ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンをはじめ、アンドリュー・ウィギンズ、ケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世は来季も契約下にいるが、19日にドレイモンド・グリーンが来季契約(プレーヤーオプション)を破棄して完全FAになることが明らかとなった。
グリーンは2012年のドラフト2巡目全体35位でウォリアーズに入団。以来、カリー、トンプソンと並ぶ攻守の要として4度の優勝に貢献したほか、オールスターに4回、オールNBAチームに2回、オールディフェンシブチームに8回選出され、2016-17シーズンには最優秀守備選手賞にも輝いている。
番組内で、もしグリーンが移籍した場合ウォリアーズは覇権争いへ参戦できなくなるか、というテーマになると、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏は「当然だ」と切り出し、以下のように続けた。
「ディフェンス面におけるドレイモンド・グリーンについて議論する必要はないはずだ。彼がエリートなファシリテーター(目的達成のための進行役)じゃないかって? 私はそんなことはないと信じている。
ドレイモンドはステフ・カリーの負担を軽減している。そして彼のことをセットアップしているじゃないか。あの男は的確なスポットへボールを配球している。しっかり見なくても、彼にはステフ・カリーがどこにいるか頭の中でわかっているんだ」
ウォリアーズはリーグのどのチームよりもパッシングゲームを重視しており、カッティングやオフボールスクリーンから選手たちが連動して攻撃を展開するチーム。今季の平均パス成功数321.6回は2位のインディアナ・ペイサーズ(305.2回)に大差をつけてリーグトップ。そのなかでグリーンのパス回数は平均61.5回でリーグ9位にランクしており、カリーの長距離砲やペイントエリアのイージーショットを演出している。
グリーンは過去3年連続でオールディフェンシブチームに選ばれてるが、攻撃面においても、ウォリアーズにおける重要度はカリーと同等だとスミス氏は言う。
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