KCPことケンテイビアス・コールドウェル・ポープはNBAキャリア10年目となった今季、デンバー・ナゲッツのスターターとして堅実な働きを見せた。
レギュラーシーズンは76試合で平均10.8点、2.7リバウンド、2.4アシスト、1.5スティールに3ポイント成功率42.3%(平均1.8本成功)を残すと、プレーオフでは20試合で平均10.6点、3.3リバウンド、1.6アシスト、1.3スティールに3ポイント成功率38.0%(平均1.8本成功)をマークした。
ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレー擁するナゲッツで、KCPは3&Dとして見事にフィットし、球団史上初優勝に大きく貢献。2020年のロサンゼルス・レイカーズ以来、通算2度目の王座獲得となった。
30歳のスウィングマンにとって、カンファレンス・ファイナルで対戦したレイカーズには2020年にともに優勝を勝ち取ったレブロン・ジェームズがいた。
シリーズ初戦、ナゲッツはヨキッチが34得点、21リバウンド、14アシストのトリプルダブルで勝利。試合後にKCPはレブロン(26得点、12リバウンド、9アシスト)とヨキッチについて「唯一の違いは、ヨキッチよりレブロンの方が高く跳べること」と話していた。
チームメイトの言葉を聞いたヨキッチは「それはいくらなんでも無礼じゃないか」と切り出し、「ジョークだよ。(レブロンは)史上最高の選手の1人、あるいは歴代ベストな男と比較されたんだから、本当に嬉しいこと」とコメント。
そして「僕らはさまざまな方法でゲームに影響を与えている。けど彼は本当にいい選手だ」と語っていた。
結局ナゲッツはレイカーズを4連勝で一蹴すると、ファイナルではマイアミ・ヒートを4勝1敗で下し、平均30.2点、14.0リバウンド、7.2アシストをあげたヨキッチは満場一致でファイナルMVPに選ばれた。
ナゲッツの初優勝から約2週間。6月27日(日本時間28日)に公開されたJJ・レディックがホスト役を務める人気ポッドキャスト番組“The Old Man & The Three”へKCPが出演し、改めてヨキッチとレブロンの類似点について述べた。
KCP曰く「彼らの頭脳には超高性能なコンピューターシステム」が内蔵されており、物事を処理する速度が誰よりも速いという。
「あの2人がコートでやっていることを目にしていると、『いったいどうやって見ていたんだ?』って思ってしまう。(バスケットボール)IQがすごく高いんだ。ゲームをコントロールする方法を熟知していて、チームメイトを絡めて、周囲の選手たちを高めてくれる。その点が最も大きな類似点だね」
また、KCPはレブロンとヨキッチはリーグを代表する選手であり、レイカーズ時代はレブロンからリーダーになるために多くのことを教わり、ナゲッツで同僚のヨキッチには「毎日驚かされている」とも語っていた。
文●秋山裕之(フリーライター)
ガーネットが驚愕したヨキッチの“謙虚さ”「エースが3列目にいるなんて初めて見た」<DUNKSHOOT>
「チームの努力のお陰」ファイナルMVPのヨキッチが語る優勝の要因。ヒートは「素晴らしいチーム。リスペクトしている」<DUNKSHOOT>
レギュラーシーズンは76試合で平均10.8点、2.7リバウンド、2.4アシスト、1.5スティールに3ポイント成功率42.3%(平均1.8本成功)を残すと、プレーオフでは20試合で平均10.6点、3.3リバウンド、1.6アシスト、1.3スティールに3ポイント成功率38.0%(平均1.8本成功)をマークした。
ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレー擁するナゲッツで、KCPは3&Dとして見事にフィットし、球団史上初優勝に大きく貢献。2020年のロサンゼルス・レイカーズ以来、通算2度目の王座獲得となった。
30歳のスウィングマンにとって、カンファレンス・ファイナルで対戦したレイカーズには2020年にともに優勝を勝ち取ったレブロン・ジェームズがいた。
シリーズ初戦、ナゲッツはヨキッチが34得点、21リバウンド、14アシストのトリプルダブルで勝利。試合後にKCPはレブロン(26得点、12リバウンド、9アシスト)とヨキッチについて「唯一の違いは、ヨキッチよりレブロンの方が高く跳べること」と話していた。
チームメイトの言葉を聞いたヨキッチは「それはいくらなんでも無礼じゃないか」と切り出し、「ジョークだよ。(レブロンは)史上最高の選手の1人、あるいは歴代ベストな男と比較されたんだから、本当に嬉しいこと」とコメント。
そして「僕らはさまざまな方法でゲームに影響を与えている。けど彼は本当にいい選手だ」と語っていた。
結局ナゲッツはレイカーズを4連勝で一蹴すると、ファイナルではマイアミ・ヒートを4勝1敗で下し、平均30.2点、14.0リバウンド、7.2アシストをあげたヨキッチは満場一致でファイナルMVPに選ばれた。
ナゲッツの初優勝から約2週間。6月27日(日本時間28日)に公開されたJJ・レディックがホスト役を務める人気ポッドキャスト番組“The Old Man & The Three”へKCPが出演し、改めてヨキッチとレブロンの類似点について述べた。
KCP曰く「彼らの頭脳には超高性能なコンピューターシステム」が内蔵されており、物事を処理する速度が誰よりも速いという。
「あの2人がコートでやっていることを目にしていると、『いったいどうやって見ていたんだ?』って思ってしまう。(バスケットボール)IQがすごく高いんだ。ゲームをコントロールする方法を熟知していて、チームメイトを絡めて、周囲の選手たちを高めてくれる。その点が最も大きな類似点だね」
また、KCPはレブロンとヨキッチはリーグを代表する選手であり、レイカーズ時代はレブロンからリーダーになるために多くのことを教わり、ナゲッツで同僚のヨキッチには「毎日驚かされている」とも語っていた。
文●秋山裕之(フリーライター)
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