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八村塁はレイカーズ残留、渡邊雄太はサンズへ!来季はライバル球団で“日本人対決”実現か<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.01

八村(左)、渡邊(右)ともFA交渉解禁初日で合意に達したようだ。(C)Getty Images

 FA(フリーエージェント)選手との交渉が解禁となった現地時間6月30日(日本時間7月1日)。初日から数多くの契約合意情報が飛び交っているが、日本が誇る2人のNBAプレーヤーも、早速契約が決まったようだ。

 制限付きFAとなっていた八村塁は、今季途中から所属していたロサンゼルス・レイカーズとの再契約に合意した模様。『The Athletic』のシャムズ・シェラニア氏によれば、契約内容は3年5100万ドルだという。これで八村は、来季も伝統のパープル&ゴールドのジャージーに身を包み、名門の一員としてレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスらとともにリーグ制覇を目指すことになった。

 また、完全FAの渡邊雄太はフェニックス・サンズと契約合意に達したとシェラニア氏は報道。契約内容は明かされていないものの、同氏は続けて「デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールの周囲に、サンズは大型ウイングの渡邊をリクルート。(成功率)44.4パーセントの3ポイントシューターは、フロントコートの厚みを持たせ、そしてデュラントと再会する」と綴っている。
 
 今夏のビッグトレードでワシントン・ウィザーズからビールを獲得し、ブッカー、デュラントと併せて強力なビッグ3を結成していたサンズ。そのサポート役として、3ポイントとディフェンスに長けた渡邊はうってつけの存在だ。また、今季途中までブルックリン・ネッツで共闘し、抜群の好相性を見せていたデュラントとの再タッグ結成に、ファンも歓喜していることだろう。

 レイカーズとサンズは、ともにウエスタン・カンファレンスのパシフィック・ディビジョンに所属するライバル球団。同地区のチームはレギュラーシーズン中に4度対戦することが決まっており、来季はこれまで以上に激しい火花を散らす日本人対決が見られそうだ。

 加えて両軍ともタレントが充実しており、プレーオフで顔を合わせる可能性も十分。もし大舞台での対決が実現するとなれば、最高の盛り上がりを見せることは間違いない。

 八村と渡邊、強豪の一員として優勝を目指す来季の2人に注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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