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“ドラ1”ウェンバンヤマに思わぬトラブル…自身の警備員がブリトニー・スピアーズに暴行したとして警察沙汰に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.07

身長222cmのウェンバンヤマ。人目を避けるのは容易ではないだけに、今後もトラブルには注意が必要だ。(C)Getty Images

 6月のNBAドラフトでサンアントニオ・スパーズから全体1位指名を受けたヴィクター・ウェンバンヤマ。フランスの至宝はデビュー前から全米規模の注目を集めているが、コート外で思わぬトラブルに巻き込まれてしまったようだ。

 7月6日、複数の現地メディアが報じたところによれば、人気歌手ブリトニー・スピアーズがウェンバンヤマのボディガードから暴行を受けたとして、警察沙汰になっている模様。

 事件は現地時間5日、ラスベガスのレストランで発生。ブリトニーや多くの一般人がウェンバンヤマを見かけ、声を掛けようと近づいたところ、彼のボディガードに突き飛ばされたという。
 
 ブリトニーは「私は声を掛けようとただ彼の肩をたたいただけ。すると彼の警備員が群衆の前で、振り向きもせずに私の顔を後ろ手で殴った。危うく倒れてメガネが顔から落ちそうになった」と主張し、警察に申告した。

 一方、群衆に囲まれたウェンバンヤマは、その場を去るまで誰に話しかけられたのかも理解していなかった様子。「人が群がるから立ち止まらないように言われていた。何が起きたかよくわかってない」と、騒動後に報道陣に対して語った。

 なお、ブリトニーを殴ったとされるボディガードはその後彼女に謝罪したそうで、警察としても刑事事件として扱わない方向に向かっているようだ。

 ウェンバンヤマは7日(日本時間8日)、ラスベガスで行なわれるサマーリーグで実戦デビューを飾る予定。アメリカに来たばかりの19歳にとって、いきなりスターの洗礼を受ける騒動となった。

構成●ダンクシュート編集部
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