今夏にクリス・ポールらを補強し、２年ぶり８度目のリーグ制覇を目指すゴールデンステイト・ウォリアーズ。そんな強豪チームの絶対的エース、ステフィン・カリーが、一足早く“栄冠”を手に入れた。

　と言っても、それはバスケットボールでのことではない。現地時間７月14～16日（日本時間15～17日、日付は以下同）にかけてネバダ州タホ湖で行なわれた、セレブリティが多く参加するゴルフトーナメント『American Century Championship』で優勝を飾ったのだ。

　幼少期からゴルフに精通し、プロ級の腕前として知られるカリーは、この大会でも素晴らしいプレーを披露。２日目にはハーフコートショットでリングを射抜くかのようにホールインワンを沈めたほか、２位で迎えた３日目の最終18ホールでは、決めれば逆転優勝のイーグルパットを見事に成功。入った瞬間にダッシュし咆哮した姿は「まるでブザービーターで３ポイントを決めたかのようだ」と一緒に大会に参加していた父デル・カリーが評したように、NBAファンにとってはもはやコート上で見慣れた光景だった。
  　トーナメントを終えたカリーは「夢が叶った！」とSNSに投稿。続けて「一生忘れられない、信じられない１週間だった……また出場するのが待ちきれないよ！」と綴り、次大会への意欲も語った。

　“目標物にボールを入れる”という分野において、やはりカリーの右に出るものはいないようだ。約３か月後に控えるNBA2023－24シーズンでも、稀代のシューターは最高のパフォーマンスを披露してくれるに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了！NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット！