ゴールデンステイト・ウォリアーズを攻守で支えるドレイモンド・グリーンは、これまでステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”、ファイナルMVPに2度輝いたケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)という将来の殿堂入りが確実視されるスター選手と共闘し、2015、17、18、22年と4度の優勝を勝ち取った。
オールスターゲームではコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、アメリカ代表ではカーメロ・アンソニー(元ニューヨーク・ニックスほか)といったレジェンドとも一緒にプレーしているが、自身がこれまで出会った中で1番のチームメイトは誰もが知るようなスーパースターではないという。
7月4日に公開されたポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)のポッドキャスト番組“Podcast P with Paul George”でグリーンは、最高の同僚にケボン・ルーニーを選んだ。
「彼ほど一緒に塹壕にいたいと思うヤツはいない。彼は毎晩現われ、いつも同じ結果を出してくれる。リバウンドを奪い、スクリーンをかけ、バックアップしてくれるんだ。彼はこれまで一緒にプレーしてきた中で最もプロフェッショナルな人物だ」
さらにグリーンは15年から共闘しているビッグマンを「決して遅刻をしない。誰かを怒らせたり、不満を抱かせたりすることもない。何に対しても不満を言わない。彼は完璧に仕事をこなすし、それ以上のこともするんだ」と称賛していた。
206㎝・101㎏のルーニーは15年のドラフト1巡目30位でウォリアーズに入団。当時はアンドリュー・ボーガット、フェスタス・エジーリ、ザザ・パチューリアら経験豊富なセンターがいたため、出場機会は限られたが、ロールプレーヤーとして徐々にスティーブ・カー・ヘッドコーチの信頼を獲得していった。
7年目の2021-22シーズンにはプレーオフも含めて全試合に出場し、ウォリアーズの4年ぶりの優勝に貢献すると、昨季も1試合も休まずコートに立ち続け、レギュラーシーズンでは自己最多の平均7.0点、9.3リバウンド、2.5アシスト、274本のオフェンシブ・リバウンドは堂々のリーグトップ。サクラメント・キングスとの1回戦では7試中3試合で20リバウンドを奪い、平均15.1リバウンドをマークした。
来季でチーム在籍9年目を迎える27歳は、リーグ有数の身体能力やシュート力を持っているわけではなく、キャリアの平均得点は5点台(5.1)で、ハイライトになるような派手なプレーを見せることはほとんどない。
それでもカーHCはルーニーを「替えが利かない男」と評し、エースのカリーも「人間性が素晴らしく、ベテランと若手の間にある架け橋的な存在」と語るように、コート内外でチームへの貢献度は数字以上だ。
カリーやトンプソンのシュート力やグリーンの巧みなプレーメーク、アンドリュー・ウィギンズのダイナミックなプレーが注目されがちだが、どんな仕事でも黙々とこなすルーニーのような縁の下の力持ちがいるからこそ、ウォリアーズは長期間にわたって強豪であり続けられるのだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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さらにグリーンは15年から共闘しているビッグマンを「決して遅刻をしない。誰かを怒らせたり、不満を抱かせたりすることもない。何に対しても不満を言わない。彼は完璧に仕事をこなすし、それ以上のこともするんだ」と称賛していた。
206㎝・101㎏のルーニーは15年のドラフト1巡目30位でウォリアーズに入団。当時はアンドリュー・ボーガット、フェスタス・エジーリ、ザザ・パチューリアら経験豊富なセンターがいたため、出場機会は限られたが、ロールプレーヤーとして徐々にスティーブ・カー・ヘッドコーチの信頼を獲得していった。
7年目の2021-22シーズンにはプレーオフも含めて全試合に出場し、ウォリアーズの4年ぶりの優勝に貢献すると、昨季も1試合も休まずコートに立ち続け、レギュラーシーズンでは自己最多の平均7.0点、9.3リバウンド、2.5アシスト、274本のオフェンシブ・リバウンドは堂々のリーグトップ。サクラメント・キングスとの1回戦では7試中3試合で20リバウンドを奪い、平均15.1リバウンドをマークした。
来季でチーム在籍9年目を迎える27歳は、リーグ有数の身体能力やシュート力を持っているわけではなく、キャリアの平均得点は5点台(5.1)で、ハイライトになるような派手なプレーを見せることはほとんどない。
それでもカーHCはルーニーを「替えが利かない男」と評し、エースのカリーも「人間性が素晴らしく、ベテランと若手の間にある架け橋的な存在」と語るように、コート内外でチームへの貢献度は数字以上だ。
カリーやトンプソンのシュート力やグリーンの巧みなプレーメーク、アンドリュー・ウィギンズのダイナミックなプレーが注目されがちだが、どんな仕事でも黙々とこなすルーニーのような縁の下の力持ちがいるからこそ、ウォリアーズは長期間にわたって強豪であり続けられるのだろう。
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