二刀流でメジャーリーグを席巻する大谷翔平のインパクトは、同じアメリカ4大スポーツのNBAにも及んでいる。
6月29日、アメリカの人気掲示板サイト「Reddit」に、「今現在、それぞれのスポーツでより優れているのは、ニコラ・ヨキッチor大谷翔平?」という質問が投げかけられた。
ヨキッチは先日のNBAファイナルでデンバー・ナゲッツを初優勝に導いた、現リーグNo.1プレーヤー。211cmの長身を誇るセンターでありながら、3ポイントシュート、リバウンド、パスなど何でもこなせる新時代の万能ビッグマンだ。レギュラーシーズンでは昨季まで2年連続でMVPに選ばれ、今年のプレーオフでは史上初めて得点・リバウンド・アシストの3部門でリーグ最多の数字をマークし、ファイナルMVPに輝いている。
しかし、そのヨキッチをもってしても、現地のファンの大半は「大谷の方が優れている」と評価しているようだ。
同サイトには300件以上のコメントが書き込まれているが、ほとんどがヨキッチの偉大さを認めたうえで、大谷はさらにワンランク上にいるとの声が多数。『ESPN』の『SportsCenter』が取り上げた「大谷はステフ・カリーとアキーム(オラジュワン)を足したようなもの」という意見を筆頭に、続々とNBA選手との比較論が展開された。
ちなみに、カリーは言わずと知れたリーグ最高のシューターで、NBA歴代1位の3ポイント記録を持つ。オラジュワンは主に1980~90年代に活躍したセンターで、213cmのサイズと“ドリームシェイク”と呼ばれた巧みなフットワークを武器に歴代12位の2万6946点を奪取。さらに歴代最多の通算3830ブロックを誇る守備の名手でもあった。
つまり、投打でMLBトップクラスの成績を残す大谷は、NBA史上最高のシューターとショットブロッカーが1人になったような存在というわけだ。そのほか、NBA選手との比較として、以下のようなコメントが見られた。
「ヨキッチは歴代トップ10に入る可能性があるが、大谷はGOAT(歴代最高)レベルのポテンシャル。(マイケル)ジョーダンが毎年DPOY(最優秀守備選手賞)を獲得するようなものだ。ジョーダンとティム・ダンカンがフュージョンしたような感じ」
「シャック(シャキール・オニール)がステフのようにシュートするようなもの」
「カリーがゴルフでプロになり、トップ10~15になったら比較になる」
「バスケットボール界での唯一の比較対象は、絶対的な頂点にいるレブロン(ジェームズ)かジョーダンだけ。あるいは年間91ゴールをあげた時のメッシくらい」
「(投手として)10奪三振、(打者として)2ホームランのような活躍は、バスケットボールでは何に相当するのかわからない。40得点をあげながらのクアドラプルダブル(4部門で2桁を記録すること)とかそんな感じだろう」
ここで名前が挙がったNBAプレーヤーは、いずれも各ポジションで歴代トップクラスのレジェンドばかり。そもそも異なる競技での比較は前提として不可能だが、これほどのバスケ界の偉人たちに囲まれるほど、日本の二刀流は唯一無二ということなのだろう。
構成●ダンクシュート編集部
6月29日、アメリカの人気掲示板サイト「Reddit」に、「今現在、それぞれのスポーツでより優れているのは、ニコラ・ヨキッチor大谷翔平?」という質問が投げかけられた。
ヨキッチは先日のNBAファイナルでデンバー・ナゲッツを初優勝に導いた、現リーグNo.1プレーヤー。211cmの長身を誇るセンターでありながら、3ポイントシュート、リバウンド、パスなど何でもこなせる新時代の万能ビッグマンだ。レギュラーシーズンでは昨季まで2年連続でMVPに選ばれ、今年のプレーオフでは史上初めて得点・リバウンド・アシストの3部門でリーグ最多の数字をマークし、ファイナルMVPに輝いている。
しかし、そのヨキッチをもってしても、現地のファンの大半は「大谷の方が優れている」と評価しているようだ。
同サイトには300件以上のコメントが書き込まれているが、ほとんどがヨキッチの偉大さを認めたうえで、大谷はさらにワンランク上にいるとの声が多数。『ESPN』の『SportsCenter』が取り上げた「大谷はステフ・カリーとアキーム(オラジュワン)を足したようなもの」という意見を筆頭に、続々とNBA選手との比較論が展開された。
ちなみに、カリーは言わずと知れたリーグ最高のシューターで、NBA歴代1位の3ポイント記録を持つ。オラジュワンは主に1980~90年代に活躍したセンターで、213cmのサイズと“ドリームシェイク”と呼ばれた巧みなフットワークを武器に歴代12位の2万6946点を奪取。さらに歴代最多の通算3830ブロックを誇る守備の名手でもあった。
つまり、投打でMLBトップクラスの成績を残す大谷は、NBA史上最高のシューターとショットブロッカーが1人になったような存在というわけだ。そのほか、NBA選手との比較として、以下のようなコメントが見られた。
「ヨキッチは歴代トップ10に入る可能性があるが、大谷はGOAT(歴代最高)レベルのポテンシャル。(マイケル)ジョーダンが毎年DPOY(最優秀守備選手賞)を獲得するようなものだ。ジョーダンとティム・ダンカンがフュージョンしたような感じ」
「シャック(シャキール・オニール)がステフのようにシュートするようなもの」
「カリーがゴルフでプロになり、トップ10~15になったら比較になる」
「バスケットボール界での唯一の比較対象は、絶対的な頂点にいるレブロン(ジェームズ)かジョーダンだけ。あるいは年間91ゴールをあげた時のメッシくらい」
「(投手として)10奪三振、(打者として)2ホームランのような活躍は、バスケットボールでは何に相当するのかわからない。40得点をあげながらのクアドラプルダブル(4部門で2桁を記録すること)とかそんな感じだろう」
ここで名前が挙がったNBAプレーヤーは、いずれも各ポジションで歴代トップクラスのレジェンドばかり。そもそも異なる競技での比較は前提として不可能だが、これほどのバスケ界の偉人たちに囲まれるほど、日本の二刀流は唯一無二ということなのだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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