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NBA

「最もタフなシリーズはミネソタ」元ナゲッツのブラウンが昨プレーオフを回想。レイカーズには「全く負ける気がしなかった」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.07.19

昨プレーオフを振り返ったブラウン。カンファレンス決勝のレイカーズ戦は「負けると思ったとは一切なかった」という。(C)Getty Images

昨プレーオフを振り返ったブラウン。カンファレンス決勝のレイカーズ戦は「負けると思ったとは一切なかった」という。(C)Getty Images

 昨季デンバー・ナゲッツのシックスマンとしてチームのフランチャイズ初優勝に大きく貢献したブルース・ブラウン。

 ニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレーというダイナミックデュオを擁するナゲッツには、アーロン・ゴードンやマイケル・ポーターJr.、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープという強力な先発陣がいたが、ブラウンはプレーオフ20試合で平均12.0点、4.0リバウンド、1.9アシスト、1.1スティールにフィールドゴール成功率51.1%の好成績を残した。

 193㎝・92㎏のサイズで複数ポジションをこなす26歳は、今夏プレーヤーオプションを破棄して完全FA(フリーエージェント)となり、2年4500万ドル(約62億5500万円)という念願の高額契約を手にしてインディアナ・ペイサーズへ移籍した。

 現地時間7月17日(日本時間18日、日付は以下同)にYouTubeへ公開された『Tidal League』のインタビューで、ブラウンが昨季のプレーオフについて語った。

 ナゲッツはウエスタン・カンファレンス首位の53勝29敗(勝率64.6%)でレギュラーシーズンを終え、第1シードとしてプレーオフへ進出。ファーストラウンドでミネソタ・ティンバーウルブズを4勝1敗、カンファレンス・セミファイナルではフェニックス・サンズを4勝2敗、カンファレンス・ファイナルではロサンゼルス・レイカーズを4戦全勝のスウィープで下し、初のNBAファイナル進出を決めた。
 
 頂上決戦では第8シードながらイースタン・カンファレンスを制したマイアミ・ヒートを4勝1敗で一蹴。プレーオフ通算16勝4敗という好成績でリーグの頂点に立った。

 4つのシリーズを通じて、ナゲッツは無類の強さを発揮したが、ブラウンの口から難敵として飛び出したのは以外にも、アンソニー・エドワーズ、カール・アンソニー・タウンズ、マイク・コンリー、ルディ・ゴベアらを擁するウルブズだった。

「僕らにとって最もタフなシリーズになったのはミネソタだった。アント(エドワーズ)をはじめ、あそこはすごく大柄なチームなんだ。マイク・コンリーにKAT(タウンズ)、アントという優れた選手がたくさんいたんだ」

 シリーズはナゲッツが3連勝で一気に王手。第4戦でウルブズが一矢報いたとはいえ、ホームに戻ったナゲッツは第5戦を制して勝ち上がった。

 プレーオフ全体で見てみると、ナゲッツはカンファレンス準決勝でサンズ相手に2敗を喫したが、ブラウンは「フェニックスは(敗れた)どの試合でもブローアウトされていた」と言い放った。

 また、レイカーズとのカンファレンス決勝については無傷の4連勝でシリーズを突破。ブラウンは「どの試合でも、僕らは全く負ける気がしなかったよ。たとえ相手がランに成功したり、スリーを決めてきても、自分たちが負けると思ったことは一切なかったね」と回想。
 
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