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NBA

「僕もバカじゃないから頭の片隅にあった」デュラントの移籍騒動に巻き込まれたブリッジズが当時の心境を吐露<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.26

ブリッジズとしては、デュラントとのトレードでネッツに行くことは予想の範囲内だったようだ。(C)Getty Images

ブリッジズとしては、デュラントとのトレードでネッツに行くことは予想の範囲内だったようだ。(C)Getty Images

 昨季途中、ケビン・デュラントがブルックリン・ネッツからフェニックス・サンズへと放出されたトレードはリーグを震撼させた。ただ、その交換相手となったミカル・ブリッジズは、自身がネッツへ行くことを予期していたようだ。

 現地時間7月24日に配信された、ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)がホストを務めるポッドキャスト番組『Podcast P with Paul George』に出演したブリッジズは、トレードに巻き込まれる前後の出来事を回想。NBA入りから4年半を過ごしたフェニックスから離れることを受け入れるのは「本当にタフだった」と明かしつつも、自身が放出されることには薄々勘づいていたという。

「去年の夏、KD(デュラント)はフェニックスに行きたいと言っていた。僕らもバカじゃないから、頭の片隅にはあったよ。僕は自分が去ることを知っていたし、(ともにネッツへ放出された)キャム・ジョンソンもそう。ブック(デビン・ブッカー)は出されないし、DA(ディアンドレ・エイトン)でもCP(クリス・ポール)でもない。だから、僕とキャムはいつもジョークを言い合っていた。『KDがここに来る。荷物をまとめて出るぞ!』ってね」
 
 2022年6月30日、当時ネッツに所属していたデュラントは突如として移籍を志願。行き先としてサンズを希望するも、この段階では実現には至らず、トレード要求を撤回してブルックリンで開幕を迎えた。

 シーズン前半、ネッツは12連勝を飾るなど好調だったものの、1月中旬にデュラントが故障離脱したことを機に調子が下降。2月頭にカイリー・アービングが自身の放出を望みダラス・マーベリックスへ移籍すると、デュラントもトレード願望を再燃させ、サンズへの移籍を強行した。

 その見返りとしてブリッジズやジョンソンらがネッツに差し出されたわけだが、ブリッジズはこうなることを始めから予想していたようだ。2023年2月7日、彼にとってサンズの一員としての最後の試合は、奇しくも敵地ブルックリンでのネッツ戦だった。その当時の心境を、ブリッジズはこう振り返っている。
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