ロサンゼルス・レイカーズの好調の要因を、レブロン・ジェームズ“だけ”のおかげと考えているファンは誰もいないだろう。相棒アンソニー・デイビスの大躍進がなければ、これほどの好成績は残せなかったはずだ。
彼らはともに今季のシーズンMVP候補のトップ5に名を連ねているが、MVP投票で5位以内に揃ってランクしたデュオは、過去30年を振り返っても1995ー96シーズンのマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペン(シカゴ・ブルズ)、2001-02、02-03シーズンのシャキール・オニールとコビー・ブライアント(レイカーズ)、そして15-16シーズンのケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルック(オクラホマシティ・サンダー)しかいない。それほど、今季のレブロンとデイビスのコンビは無敵と言えるのだ。
黄金期にあったブルズが、当時のリーグ新記録となるシーズン72勝を達成したのが96年。その記録を20シーズンぶりに塗り替えたのが、73勝をマークした16年のゴールデンステイト・ウォリアーズだった。ところが、今季のレイカーズはこの偉業に迫る勢いで勝ちまくっており、記録を早くも更新してしまう可能性もありそうだ。
過去6シーズンはプレーオフ進出すら叶わなかっただけに、名門復活への期待度は否応なしに高まっている。
それを予感させた試合が、12月8日(日本時間9日、日付は以下同)に行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズ戦、デイビスが50得点を叩き出したゲームだ。デイビスは29本放ったフィールドゴールのうち20本を決め、フリースローは10本打ってノーミス。そして最も驚くべきは、3ポイントの成功なしでこの記録を達成したことである。
「デイビスはオールドスクールなプレースタイルで50得点を取った。これは今のリーグで彼にしかできないだろう」と、フランク・ヴォーゲル・ヘッドコーチはデイビスのパフォーマンスを絶賛した。
近年のNBAは、3ポイントを駆使したオフェンスが主流になっている。ペリメーターからペイントゾーンでの2ポイントシュートをメインとする戦略は、今や時代遅れと感じさせるほどだ。しかし、デイビスが3ポイントなしで50得点を取ったという事実に、ライバルチームのコーチ陣は“もしやリーグのスタイルが変わる予兆か”とも見ている。
彼らはともに今季のシーズンMVP候補のトップ5に名を連ねているが、MVP投票で5位以内に揃ってランクしたデュオは、過去30年を振り返っても1995ー96シーズンのマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペン(シカゴ・ブルズ)、2001-02、02-03シーズンのシャキール・オニールとコビー・ブライアント(レイカーズ)、そして15-16シーズンのケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルック(オクラホマシティ・サンダー)しかいない。それほど、今季のレブロンとデイビスのコンビは無敵と言えるのだ。
黄金期にあったブルズが、当時のリーグ新記録となるシーズン72勝を達成したのが96年。その記録を20シーズンぶりに塗り替えたのが、73勝をマークした16年のゴールデンステイト・ウォリアーズだった。ところが、今季のレイカーズはこの偉業に迫る勢いで勝ちまくっており、記録を早くも更新してしまう可能性もありそうだ。
過去6シーズンはプレーオフ進出すら叶わなかっただけに、名門復活への期待度は否応なしに高まっている。
それを予感させた試合が、12月8日(日本時間9日、日付は以下同)に行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズ戦、デイビスが50得点を叩き出したゲームだ。デイビスは29本放ったフィールドゴールのうち20本を決め、フリースローは10本打ってノーミス。そして最も驚くべきは、3ポイントの成功なしでこの記録を達成したことである。
「デイビスはオールドスクールなプレースタイルで50得点を取った。これは今のリーグで彼にしかできないだろう」と、フランク・ヴォーゲル・ヘッドコーチはデイビスのパフォーマンスを絶賛した。
近年のNBAは、3ポイントを駆使したオフェンスが主流になっている。ペリメーターからペイントゾーンでの2ポイントシュートをメインとする戦略は、今や時代遅れと感じさせるほどだ。しかし、デイビスが3ポイントなしで50得点を取ったという事実に、ライバルチームのコーチ陣は“もしやリーグのスタイルが変わる予兆か”とも見ている。