昨季のメンフィス・グリズリーズは、レギュラーシーズンで51勝31敗(勝率62.2%)の好成績をマークし、2シーズン連続で群雄割拠のウエスタン・カンファレンスにおいて第2シードを獲得。しかしプレーオフでは、ファーストラウンドで第7シードのロサンゼルス・レイカーズの前に2勝4敗で敗れた。
するとフロントは、今夏に完全FA(フリーエージェント)となるディロン・ブルックスに再契約を結ばないことを通達。強豪となった近年のチームにおいて主軸を担っていた好ディフェンダーは、サイン&トレードでヒューストン・ロケッツへと移籍していった。
「彼と対戦するのが待ち切れないね」と語ったのは、グリズリーズの守護神ジャレン・ジャクソンJr.。昨季最優秀守備選手賞(DPOY)に輝いたビッグマンは、地元メディア『Memphis Commercial Appeal』のインタビューに対し、元戦友ブルックスとの再会を待ち望んでいることを明かした。
また、今オフにチームは地元メンフィス大出身のデリック・ローズをFAで、さらにボストン・セルティックスからマーカス・スマートをトレードで獲得。不祥事により開幕から25試合の欠場が決定しているジャ・モラントの穴を埋め、エースの帰還後は彼のバックアップを任せられるベテランガードを補強した。
ジャクソンJr.は、2022年にDPOYに選ばれたスマートの加入を大歓迎しているようだ。直近2シーズンのDPOYがグリズリーズに揃ったことで「そんなことは滅多に、いやこれまでになかった。彼がボストンへもたらしていたことはわかっている。そのことはリーグで見てきたから、クレイジーなことさ」と期待を口にした。
前述したように、グリズリーズはオールスターガードのジャ・モラントが2度の拳銃チラ見せ問題で開幕から25試合の出場停止処分を科されているため、ベストメンバーが揃うのはシーズン中盤以降となる。
ただ、長年モラントとプレーしてきた相棒は「彼が戻ってきたら、リーグを引っ張ってくれるさ」と信頼を寄せており、新チームに手応えを感じているようだ。
今夏のジャクソンJr.は、アメリカ代表としてワールドカップへ出場するため、8月3日からラスベガスでトレーニングキャンプに参加予定。2016年のU17ワールドカップに続いて、自身2度目の金メダル獲得を目指して戦っていく。
また、現地時間7月28日にはアラスカ州コードバのP7 Sports Academyで男女共同のキャンプを開催。子どもたちとのキャンプやNBA選手たちとのワークアウト、そしてプロ入り後としては初の国際大会を経験することで、ジャクソンJr.はさらなる成長を遂げることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
するとフロントは、今夏に完全FA(フリーエージェント)となるディロン・ブルックスに再契約を結ばないことを通達。強豪となった近年のチームにおいて主軸を担っていた好ディフェンダーは、サイン&トレードでヒューストン・ロケッツへと移籍していった。
「彼と対戦するのが待ち切れないね」と語ったのは、グリズリーズの守護神ジャレン・ジャクソンJr.。昨季最優秀守備選手賞(DPOY)に輝いたビッグマンは、地元メディア『Memphis Commercial Appeal』のインタビューに対し、元戦友ブルックスとの再会を待ち望んでいることを明かした。
また、今オフにチームは地元メンフィス大出身のデリック・ローズをFAで、さらにボストン・セルティックスからマーカス・スマートをトレードで獲得。不祥事により開幕から25試合の欠場が決定しているジャ・モラントの穴を埋め、エースの帰還後は彼のバックアップを任せられるベテランガードを補強した。
ジャクソンJr.は、2022年にDPOYに選ばれたスマートの加入を大歓迎しているようだ。直近2シーズンのDPOYがグリズリーズに揃ったことで「そんなことは滅多に、いやこれまでになかった。彼がボストンへもたらしていたことはわかっている。そのことはリーグで見てきたから、クレイジーなことさ」と期待を口にした。
前述したように、グリズリーズはオールスターガードのジャ・モラントが2度の拳銃チラ見せ問題で開幕から25試合の出場停止処分を科されているため、ベストメンバーが揃うのはシーズン中盤以降となる。
ただ、長年モラントとプレーしてきた相棒は「彼が戻ってきたら、リーグを引っ張ってくれるさ」と信頼を寄せており、新チームに手応えを感じているようだ。
今夏のジャクソンJr.は、アメリカ代表としてワールドカップへ出場するため、8月3日からラスベガスでトレーニングキャンプに参加予定。2016年のU17ワールドカップに続いて、自身2度目の金メダル獲得を目指して戦っていく。
また、現地時間7月28日にはアラスカ州コードバのP7 Sports Academyで男女共同のキャンプを開催。子どもたちとのキャンプやNBA選手たちとのワークアウト、そしてプロ入り後としては初の国際大会を経験することで、ジャクソンJr.はさらなる成長を遂げることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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