日本バスケットボール協会が、８月２日（水）と４日（金）に行なわれる国際強化試合のメンバーを発表した。

　同日は「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023太田大会」として群馬県のオープンハウスアリーナ太田で開催され、両日ともにニュージーランドと対戦。日本代表は７月28日から15人の代表候補で合宿をスタートさせているが、その中からは合流直後の渡邊雄太（フェニックス・サンズ）と、股関節を負傷中のジョシュ・ホーキンソン（サンロッカーズ渋谷）がメンバーから外れた。

　ニュージーランド戦の登録メンバー13人は下記の通りだ。

■８月２・４日ニュージーランド戦登録メンバー
※年齢はＷ杯開幕日（８月25日）時点。

#2 富樫勇樹（PG／167cm／30歳／千葉ジェッツ）
#5 河村勇輝（PG／172cm／22歳／横浜ビー・コルセアーズ）
#6 比江島慎（SG／191cm／33歳／宇都宮ブレックス）
#13 金近廉（SF／196cm／20歳／千葉ジェッツ）
#17 須田侑太郎（SG／190cm／31歳／名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）
#18 馬場雄大（SG／195cm／27歳／－）
#19 西田優大（SG／190cm／24歳／シーホース三河）
#30 富永啓生（SG／188cm／22歳／ネブラスカ大学）
#31 原修太（SF／187cm／29歳／千葉ジェッツ）
#34 渡邉飛勇（C／207cm／24歳／琉球ゴールデンキングス）
#75 井上宗一郎（PF／201cm／24歳／越谷アルファ―ズ）
#91 吉井裕鷹（SF／196cm／25歳／アルバルク東京）
#99 川真田紘也（C／204cm／25歳／滋賀レイクス）
  　メンバーは、７月22、23日に敵地で行なわれた韓国戦の布陣に、河村勇輝が加わった形。22歳のＢリーグMVPは昨シーズン中に負った右大腿部のケガの影響で７月の強化試合への帯同を見送っていたが、晴れて復帰となった。なお、今大会から背番号を「33」から「５」に変更している。

　FIBAランキング36位の日本はワールドカップ開幕の８月25日までに５試合の強化試合を予定しており、このニュージーランド（同26位）２連戦後は15日にアンゴラ（同41位）、17日にフランス（同５位）、19日にスロベニア（同７位）と対戦する。

　トム・ホーバスHCは２日前の公開練習で「ニュージーランド戦とアンゴラ戦が終わったあとに（Ｗ杯登録枠の）12人を決めたい」と語っており、特にSGやSFなど熾烈なロスター争いを演じる選手たちにとっては最後のアピールの場となる。

構成●ダンクシュート編集部
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