8月25日に開幕するバスケットボールワールドカップ(W杯)を控えた男子日本代表(FIBAランキング36位)が2日、群馬県のオープンハウスアリーナ太田で国際強化試合を実施。同じくW杯に出場する格上ニュージーランド(同26位)相手に79-72で勝利を収めた。
日本は富樫勇樹、富永啓生、吉井裕鷹、井上宗一郎、渡邉飛勇の5人でスタート。序盤から追いかける展開となるなか、トム・ホーバスHCは積極的にメンバーを入れ替え戦況の打開を図る。
原修太や馬場雄大、須田侑太郎ら守備に長けたウイング陣を中心にトラップディフェンスからの速攻で流れを引き寄せると、第1クォーター残り1分5秒には負傷で7月の4試合を欠場した河村勇輝もコートイン。大声援に迎えられた昨季のBリーグMVPは第2クォーター、華麗なノールックパスからアシストを連発して4105人が詰めかけた会場を沸かせた。
リズムを掴んだ日本は須田や井上、馬場の3ポイント攻勢で逆転に成功し、前半ラスト7分を18-3のランで終了。41-39とリードして迎えた後半も富永のシュートで先制すると、第3クォーターを21-21、第4クォーターを17-12と互角以上の戦いを演じて格上を撃破した。
最終的に7本中3本の3ポイントを決めた富永が、12分39秒の出場でチーム最多の13得点。馬場が12得点、富樫が11得点、3アシスト、渡邉が10得点、7リバウンドをあげたほか、井上が9得点、吉井が7得点、須田が6得点と全員バスケが光った。
なかでも2か月ぶりの実戦復帰となった河村は、7得点、5リバウンド、2スティールに加え両チーム最多の7アシストと抜群の存在感を放った。第4クォーター残り8分10秒にはドリブル突破から渡邉のダンクを生み出すこの日一番のビッグプレーを演出。試合後は4ターンオーバーを反省しつつも、改めてその実力を知らしめる一戦となった。
両チームは4日にも同アリーナで対戦。W杯メンバー12枠への生き残りをかけたアピール合戦に注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】バスケ日本代表「AKATSUKI JAPAN」がW杯に向けNZ代表と対戦した国際強化試合を厳選ショットで特集!
日本は富樫勇樹、富永啓生、吉井裕鷹、井上宗一郎、渡邉飛勇の5人でスタート。序盤から追いかける展開となるなか、トム・ホーバスHCは積極的にメンバーを入れ替え戦況の打開を図る。
原修太や馬場雄大、須田侑太郎ら守備に長けたウイング陣を中心にトラップディフェンスからの速攻で流れを引き寄せると、第1クォーター残り1分5秒には負傷で7月の4試合を欠場した河村勇輝もコートイン。大声援に迎えられた昨季のBリーグMVPは第2クォーター、華麗なノールックパスからアシストを連発して4105人が詰めかけた会場を沸かせた。
リズムを掴んだ日本は須田や井上、馬場の3ポイント攻勢で逆転に成功し、前半ラスト7分を18-3のランで終了。41-39とリードして迎えた後半も富永のシュートで先制すると、第3クォーターを21-21、第4クォーターを17-12と互角以上の戦いを演じて格上を撃破した。
最終的に7本中3本の3ポイントを決めた富永が、12分39秒の出場でチーム最多の13得点。馬場が12得点、富樫が11得点、3アシスト、渡邉が10得点、7リバウンドをあげたほか、井上が9得点、吉井が7得点、須田が6得点と全員バスケが光った。
なかでも2か月ぶりの実戦復帰となった河村は、7得点、5リバウンド、2スティールに加え両チーム最多の7アシストと抜群の存在感を放った。第4クォーター残り8分10秒にはドリブル突破から渡邉のダンクを生み出すこの日一番のビッグプレーを演出。試合後は4ターンオーバーを反省しつつも、改めてその実力を知らしめる一戦となった。
両チームは4日にも同アリーナで対戦。W杯メンバー12枠への生き残りをかけたアピール合戦に注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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