今月25日に開幕するバスケットボールワールドカップ(W杯)は、フィリピンのマニラ、インドネシアのジャカルタ、そして日本の沖縄で開催される。
これら3都市は、それぞれ自国に迎えたい強豪チームを1つずつチョイスしているのだが、沖縄会場が選んだのが、NBAダラス・マーベリックスのスーパースター、ルカ・ドンチッチ擁するスロベニアだ(マニラはアメリカ、ジャカルタはカナダ)。
そのスロベニア代表のW杯メンバー候補20人が先日発表された。中心となるのはドンチッチ、ブラッコ・チャンチャー(デンバー・ナゲッツ)ら2017年のユーロバスケット(欧州選手権)優勝メンバーを中心に、ベスト4に入った東京五輪、そして昨年のユーロバスケットをともに戦ってきたメンバーだ。
昨年のスターター5人からは、ゴラン・ドラギッチが姿を消している。5月に37歳になったベテランは、20歳で臨んだ2006年の世界選手権(現W杯)を皮切りに、2015年のユーロバスケットと21年の東京五輪を除くスロベニアが参戦したすべての国際トーナメントに出場し、2014年のW杯からは主将としてチームを引っ張ってきた。
1991年の独立後、スロベニアが国際トーナメントで初めて優勝を飾った2017年のユーロバスケットでは、大会MVPにも選出されている。その後、代表引退を発表するも、昨年のW杯予選とユーロバスケットで一時的に復帰。改めてナショナルチームから退き、同国最多の90試合出場、通算1095得点という輝かしい記録とともに、充実した代表キャリアに幕を下ろした形だ。
さらにもう1人、欠場となる主力選手が、同じく2017年の優勝メンバーで、今回の予選でもチーム最多の10試合に出場したベテランのスモールフォワード、エド・ムリッチ。所属するオリンピアは国内タイトルを手にしたが、リーグ最終戦で右ヒザの靱帯断裂という大ケガを負ってしまい、無念の欠場となった。
今大会でドラギッチの穴を埋める存在として期待されるのが、22歳のジガ・サマールだ。ドイツリーグで研鑽を積むポイントガードは、昨年のユーロバスケットでシニア代表の国際トーナメントを初体験すると、その後のW杯欧州予選ではスターターとして起用され、4試合で平均12.8点、7.8アシストと主軸を担っている。
これら3都市は、それぞれ自国に迎えたい強豪チームを1つずつチョイスしているのだが、沖縄会場が選んだのが、NBAダラス・マーベリックスのスーパースター、ルカ・ドンチッチ擁するスロベニアだ(マニラはアメリカ、ジャカルタはカナダ)。
そのスロベニア代表のW杯メンバー候補20人が先日発表された。中心となるのはドンチッチ、ブラッコ・チャンチャー(デンバー・ナゲッツ)ら2017年のユーロバスケット(欧州選手権)優勝メンバーを中心に、ベスト4に入った東京五輪、そして昨年のユーロバスケットをともに戦ってきたメンバーだ。
昨年のスターター5人からは、ゴラン・ドラギッチが姿を消している。5月に37歳になったベテランは、20歳で臨んだ2006年の世界選手権(現W杯)を皮切りに、2015年のユーロバスケットと21年の東京五輪を除くスロベニアが参戦したすべての国際トーナメントに出場し、2014年のW杯からは主将としてチームを引っ張ってきた。
1991年の独立後、スロベニアが国際トーナメントで初めて優勝を飾った2017年のユーロバスケットでは、大会MVPにも選出されている。その後、代表引退を発表するも、昨年のW杯予選とユーロバスケットで一時的に復帰。改めてナショナルチームから退き、同国最多の90試合出場、通算1095得点という輝かしい記録とともに、充実した代表キャリアに幕を下ろした形だ。
さらにもう1人、欠場となる主力選手が、同じく2017年の優勝メンバーで、今回の予選でもチーム最多の10試合に出場したベテランのスモールフォワード、エド・ムリッチ。所属するオリンピアは国内タイトルを手にしたが、リーグ最終戦で右ヒザの靱帯断裂という大ケガを負ってしまい、無念の欠場となった。
今大会でドラギッチの穴を埋める存在として期待されるのが、22歳のジガ・サマールだ。ドイツリーグで研鑽を積むポイントガードは、昨年のユーロバスケットでシニア代表の国際トーナメントを初体験すると、その後のW杯欧州予選ではスターターとして起用され、4試合で平均12.8点、7.8アシストと主軸を担っている。
関連記事
- スロベニア代表の新主将ドンチッチがW杯へ意気込み「僕らはどんな時でもチャンピオンシップを奪いに行く」<DUNKSHOOT>
- バスケ男子代表、8月に5試合の強化試合が決定!W杯直前に優勝候補のフランス、スロベニアらと腕試し<DUNKSHOOT>
- 「大きすぎる夢なんてない」ドンチッチ、テイタム、ザイオンら“Jordan Brand Family”がシグネチャーへの想いを明かす【佐々木クリスのパリ潜入レポート・後編】
- バスケ日本、格上ニュージーランドに鮮やか逆転勝ち!復帰の河村勇輝が最多7アシスト、富永啓生が13得点と躍動<DUNKSHOOT>
- 【バスケW杯】日本と同組のドイツはシュルーダー、ヴァグナー兄弟ら精鋭部隊を派遣。その一方で“内紛”も?<DUNKSHOOT>