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バスケW杯

【バスケW杯】前回大会と五輪でアメリカを撃破!ゴベア、バトゥームら実力者を多数擁するフランスは初優勝なるか<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2023.08.11

前回大会では準々決勝でアメリカを撃破しているフランス。今大会は史上初の金メダル獲得を狙う。(C)Getty Images

前回大会では準々決勝でアメリカを撃破しているフランス。今大会は史上初の金メダル獲得を狙う。(C)Getty Images

 今年のワールドカップ(W杯)での優勝候補の一角が、東京五輪で銀メダルを手にしたフランス代表だ。

 今回もチームUSAが優勝候補の筆頭であることに変わりはないが、フランスは、前回大会では準々決勝でアメリカを破り(89-79)、東京五輪でも、グループリーグ初戦で土をつけた(83-76)。

 決勝では82-87と惜敗したものの、フランスがアメリカの好敵手であることは明らかだ。欧州勢の中では際立ってNBA選手が多く所属していたこともあるが、スピードとフィジカルを強みとする彼らはナショナルチームの中では最もプレースタイルがアメリカに近い。

 今年のNBAドラフトでサンアントニオ・スパーズから1位指名を受けたヴィクター・ウェンバンヤマはコンディション調整を理由に今大会は出場を見送ることになったが、ニコラ・バトゥーム(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ナンド・デ・コロ(アスベル/フランス)の2大ベテランに、ルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)とエバン・フォーニエ(ニューヨーク・ニックス)、元ボストン・セルティックスのガーション・ヤブセレ(レアル・マドリー/スペイン)がメンバー入り。

 フォーニエは、昨季ニックスで27試合の出場で平均6.1点、1.3アシストに終わるも、フランス代表では常に闘犬のようなファイティングスピリット剥き出しのプレーでチームを盛り立てる。7日のベネズエラ戦で足首を故障し、直後のリトアニアとのテストマッチは回避したが、来週の日本戦ではおそらく戦列に復帰するだろう。
 
 デ・コロは“マエストロ”という愛称が示すように、チームを動かす司令塔だ。抜群のコートビジョン、クレバーなパス回し、高いシュート力を備え、昨シーズンは、欧州のカップ戦で歴代最多得点の記録も打ち立てた。

 フランスのバスケファンから絶大な人気を誇るデ・コロは、ヴァンサン・コレHC(ヘッドコーチ)からの信頼も厚い。

 昨年のユーロバスケットで大ブレイクを果たしたテリー・タルペイ(ASモナコ/フランス)も、今大会で大きな鍵を握る主力メンバーの1人だ。コレHC自身「我々スタッフにとってもうれしい発見だった」と口にしたほど、ユーロバスケットでの活躍は見事だった。

 代表に選ばれたのは2021年11月、27歳の時と遅咲きのスモールフォワードについて、ゴベアも「最初はよく知らなかった」と語るなど、ほとんど無名の存在だった。

 彼の重要性についてコレHC  は、「他の選手が怠るようなことを、ひたすらやる選手。リバウンドを奪い、スティールをし、ディフェンス、インターセプト、そして我々のオフェンスにバランスをもたらしてくれている」と語っている。
 
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