8月13日(日本時間14日)、ドイツのハンブルクで開催された「DBBスーパーカップ」で、カナダ代表が延長の末にドイツ代表を113-112で下した。
カナダは第4クォーター残り約1分で5点ビハインドの場面から猛追。RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)が貴重なショットを決めて延長へ持ち込むと、オーバータイム終盤にはケリー・オリニク(ユタ・ジャズ)がモリッツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)のレイアップを阻止して接戦をモノにした。
この試合、カナダはバレットが4本の3ポイントをノーミスで沈めるなどフィールドゴール成功率92.9%(13/14)で、ゲームハイの31得点に5リバウンドの大暴れ。さらにシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)が25得点、8リバウンド、6アシスト、オリニクが21得点、4リバウンドをマーク。
なかでもバレットのパフォーマンスは見事で、カナダのジョルディ・フェルナンデスHC(ヘッドコーチ)は「全体的に、彼は際立っていたよ。オフェンスでとても効率的だった」と称賛していた。
「彼はメーキングやフロアを走り切ること、それにペイントへのアタックが明確になっている。我々が彼に求めているのはまさにそういったことなんだ」(フェルナンデスHC)
カナダ代表は、当初メンバーに入っていたコリー・ジョセフ(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とオシュー・ブリセット(ボストン・セルティックス)がチームを離脱。さらにはオフシーズン中のコンディション回復にフォーカスするためジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)もこの遠征へ帯同しておらず、今後チームへ再合流できるか疑問視されている。
そうしたなかで、バレットは「いい感じだった。シェイ、ケリー、それにチームのみんなが僕のプレーを簡単にしてくれるからね。それにすごく楽しいよ」とコメント。
カナダ代表は今回のW杯でグループHに入っており、インドネシアのジャカルタでラトビア、レバノン、フランスとグループフェーズを競い合うこととなる。
ロスターには上記の3選手だけでなく、ディロン・ブルックス(ヒューストン・ロケッツ)やルージェンツ・ドート(サンダー)、ドワイト・パウエル(ダラス・マーベリックス)といった現役NBAプレーヤーたちが名を連ねている、
カナダにとってW杯の最高成績は1978年、1982年大会の6位。過去最高レベルの戦力を有する彼らが大舞台で新たな歴史を刻むことができるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「いくら優れた選手でもNBAではダメ」ハーデン、デュラントらトレード要求する“自己中スター”にベテランが憤慨<DUNKSHOOT>
カリーが“一緒にプレーしたかった選手”に怪物シャックを指名。“戦いたかった相手”には「ジョーダン」と即答<DUNKSHOOT>
カナダは第4クォーター残り約1分で5点ビハインドの場面から猛追。RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)が貴重なショットを決めて延長へ持ち込むと、オーバータイム終盤にはケリー・オリニク(ユタ・ジャズ)がモリッツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)のレイアップを阻止して接戦をモノにした。
この試合、カナダはバレットが4本の3ポイントをノーミスで沈めるなどフィールドゴール成功率92.9%(13/14)で、ゲームハイの31得点に5リバウンドの大暴れ。さらにシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)が25得点、8リバウンド、6アシスト、オリニクが21得点、4リバウンドをマーク。
なかでもバレットのパフォーマンスは見事で、カナダのジョルディ・フェルナンデスHC(ヘッドコーチ)は「全体的に、彼は際立っていたよ。オフェンスでとても効率的だった」と称賛していた。
「彼はメーキングやフロアを走り切ること、それにペイントへのアタックが明確になっている。我々が彼に求めているのはまさにそういったことなんだ」(フェルナンデスHC)
カナダ代表は、当初メンバーに入っていたコリー・ジョセフ(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とオシュー・ブリセット(ボストン・セルティックス)がチームを離脱。さらにはオフシーズン中のコンディション回復にフォーカスするためジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)もこの遠征へ帯同しておらず、今後チームへ再合流できるか疑問視されている。
そうしたなかで、バレットは「いい感じだった。シェイ、ケリー、それにチームのみんなが僕のプレーを簡単にしてくれるからね。それにすごく楽しいよ」とコメント。
カナダ代表は今回のW杯でグループHに入っており、インドネシアのジャカルタでラトビア、レバノン、フランスとグループフェーズを競い合うこととなる。
ロスターには上記の3選手だけでなく、ディロン・ブルックス(ヒューストン・ロケッツ)やルージェンツ・ドート(サンダー)、ドワイト・パウエル(ダラス・マーベリックス)といった現役NBAプレーヤーたちが名を連ねている、
カナダにとってW杯の最高成績は1978年、1982年大会の6位。過去最高レベルの戦力を有する彼らが大舞台で新たな歴史を刻むことができるか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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