8月17日(日本時間18日)に公開された元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』へ、アンドレ・イグダーラとエバン・ターナー(元ボストン・セルティックスほか)がゲストとして出演した。
イグダーラは39歳の大ベテランで現在は未所属。現役続行か引退か、去就に注目が集まっているが、ゴールデンステイト・ウォリアーズで4度の優勝を勝ち取った男は、番組内で今夏にウィザーズへトレードされたジョーダン・プールの批判に対して反論していた。
ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンに次ぐ“第3のスプラッシュ・ブラザーズ”として2022年の優勝に貢献したプールは、昨季開幕前に延長契約を締結した。
これによりウォリアーズで長く活躍すると見られていたが、昨年10月にドレイモンド・グリーンの“殴打事件”が明るみに出たことで状況が一変。結果としてウォリアーズは今夏にグリーンと再契約を結び、プールを手放すことになった。
「(昨季のウォリアーズで)彼は一貫性を持ってやっていた唯一の男だった。(なのに)みんな揃って彼はダメだったと見ている。私からすれば、『彼はダメだったのか? 彼のことを1年中ダメだったと責めるのか?』って思うね。だって平均で20点残したじゃないか」
イグダーラがそう指摘したとおり、昨季のプールはケボン・ルーニーと並んでチーム最多タイの82試合へフル出場を果たし、チーム3位となる平均20.4点に2.7リバウンド、4.5アシストを残した。
確かに、ドンテ・ディヴィンチェンゾ(現ニューヨーク・ニックス)やジョナサン・クミンガ、モーゼス・ムーディーといったセカンドユニットとの相性が特別良かったわけではないが、カリーやアンドリュー・ウィギンズなど主力の欠場が多かったことで変則的な起用法になったこともその要因のひとつだったと言えるだろう。
少々後味の悪い形で移籍となったプールは、ウィザーズの一員として12月22日にウォリアーズのホーム、チェイス・センターへ凱旋する。この男のコート内外での振る舞いに加え、それに対する地元ファンの反応にも注目が集まる。
文●秋山裕之(フリーライター)
イグダーラは39歳の大ベテランで現在は未所属。現役続行か引退か、去就に注目が集まっているが、ゴールデンステイト・ウォリアーズで4度の優勝を勝ち取った男は、番組内で今夏にウィザーズへトレードされたジョーダン・プールの批判に対して反論していた。
ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンに次ぐ“第3のスプラッシュ・ブラザーズ”として2022年の優勝に貢献したプールは、昨季開幕前に延長契約を締結した。
これによりウォリアーズで長く活躍すると見られていたが、昨年10月にドレイモンド・グリーンの“殴打事件”が明るみに出たことで状況が一変。結果としてウォリアーズは今夏にグリーンと再契約を結び、プールを手放すことになった。
「(昨季のウォリアーズで)彼は一貫性を持ってやっていた唯一の男だった。(なのに)みんな揃って彼はダメだったと見ている。私からすれば、『彼はダメだったのか? 彼のことを1年中ダメだったと責めるのか?』って思うね。だって平均で20点残したじゃないか」
イグダーラがそう指摘したとおり、昨季のプールはケボン・ルーニーと並んでチーム最多タイの82試合へフル出場を果たし、チーム3位となる平均20.4点に2.7リバウンド、4.5アシストを残した。
確かに、ドンテ・ディヴィンチェンゾ(現ニューヨーク・ニックス)やジョナサン・クミンガ、モーゼス・ムーディーといったセカンドユニットとの相性が特別良かったわけではないが、カリーやアンドリュー・ウィギンズなど主力の欠場が多かったことで変則的な起用法になったこともその要因のひとつだったと言えるだろう。
少々後味の悪い形で移籍となったプールは、ウィザーズの一員として12月22日にウォリアーズのホーム、チェイス・センターへ凱旋する。この男のコート内外での振る舞いに加え、それに対する地元ファンの反応にも注目が集まる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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