8月18日、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、アリゾナ州フェニックスにあるバスケットボールコート、The PHHacilityで「フォーミュラ・ゼロ・エリート・バスケットボールキャンプ」を開催した。
7月上旬にチームへトレードを要求後、リラードの移籍先は依然として決まっていないが、自身の現状について「最高のトレーニングができている。今はたくさんのことを注ぎ込んでいて、自分自身の向上につながるといいね。だから現時点で俺はすごくいい状態にあると言える」と話している。
NBAは17日に2023-24シーズンの日程を発表。ブレイザーズは10月25日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で開幕を迎えるが、その頃にリラードがどのチームに所属しているかは不明だ。
そうしたなか、33歳のベテランガードは今季お披露目となるサンズのデビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールのトリオを「間違いなくビッグ3だ」と評していた。
「ブラッド、ブック、KD(デュラント)だろ。あれはモンスター3だ。観ていて楽しくなるだろうね。彼らは数多くの試合に勝つだろう。ゴールは勝利することだからね。あのレベルになると、うまく意気投合するものなんだ。彼らにとって最も重要なのは、それぞれがまとまってコートに立ち、勝利に向かって共闘していくことにある」
昨季平均27.8点に4.5リバウンド、5.5アシストを記録したブッカーは、7年連続で平均20点以上を誇るリーグ有数の点取り屋。デュラントは昨季途中にブルックリン・ネッツからトレードでサンズへ加入し、8試合ながら平均26.0点に6.4リバウンド、3.5アシストをマーク。これまでのキャリア15シーズンすべてで平均20点以上を誇るスーパースコアラーだ。
そして今オフにワシントン・ウィザーズからトレードで加わったビールも、7シーズン連続で平均20点以上。昨季も平均23.2点、3.9リバウンド、5.4アシストを残しており、過去には2年連続で平均30点の大台を突破したこともある。
平均20点以上を軽々と稼ぎ出す選手が3人もいることで、サンズは今季の優勝候補の一角として大きな注目を浴びている。リラードは2021年の東京オリンピックでブッカー、デュラントとともにアメリカ代表として戦い、金メダルを獲得したこともあり、ファン目線でこう口にしていた。
「NBA、それにバスケットボールファンとして、観ていて楽しくなるさ。彼らはめちゃくちゃエキサイティングなチームになると確信している」
NBAのシーズンは長丁場だ。約半年間に及ぶ82試合のレギュラーシーズンに加え、最大で約2か月間ものプレーオフを勝ち抜いてようやくチャンピオンシップを勝ち獲ることができる。
それでも、サンズには得点とリバウンドで平均ダブルダブルを計算できるディアンドレ・エイトン、ディフェンスに定評のあるジョシュ・オコーギーのほか、経験豊富なシューターのエリック・ゴードン、攻守で献身的なプレーを見せる渡邊雄太、伸びしろのあるビッグマンのボル・ボルといった新戦力も獲得している。
10月24日の開幕初日にはさっそくゴールデンステイト・ウォリアーズとの一戦が組まれているだけに、彼らの初陣は必見だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
7月上旬にチームへトレードを要求後、リラードの移籍先は依然として決まっていないが、自身の現状について「最高のトレーニングができている。今はたくさんのことを注ぎ込んでいて、自分自身の向上につながるといいね。だから現時点で俺はすごくいい状態にあると言える」と話している。
NBAは17日に2023-24シーズンの日程を発表。ブレイザーズは10月25日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で開幕を迎えるが、その頃にリラードがどのチームに所属しているかは不明だ。
そうしたなか、33歳のベテランガードは今季お披露目となるサンズのデビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールのトリオを「間違いなくビッグ3だ」と評していた。
「ブラッド、ブック、KD(デュラント)だろ。あれはモンスター3だ。観ていて楽しくなるだろうね。彼らは数多くの試合に勝つだろう。ゴールは勝利することだからね。あのレベルになると、うまく意気投合するものなんだ。彼らにとって最も重要なのは、それぞれがまとまってコートに立ち、勝利に向かって共闘していくことにある」
昨季平均27.8点に4.5リバウンド、5.5アシストを記録したブッカーは、7年連続で平均20点以上を誇るリーグ有数の点取り屋。デュラントは昨季途中にブルックリン・ネッツからトレードでサンズへ加入し、8試合ながら平均26.0点に6.4リバウンド、3.5アシストをマーク。これまでのキャリア15シーズンすべてで平均20点以上を誇るスーパースコアラーだ。
そして今オフにワシントン・ウィザーズからトレードで加わったビールも、7シーズン連続で平均20点以上。昨季も平均23.2点、3.9リバウンド、5.4アシストを残しており、過去には2年連続で平均30点の大台を突破したこともある。
平均20点以上を軽々と稼ぎ出す選手が3人もいることで、サンズは今季の優勝候補の一角として大きな注目を浴びている。リラードは2021年の東京オリンピックでブッカー、デュラントとともにアメリカ代表として戦い、金メダルを獲得したこともあり、ファン目線でこう口にしていた。
「NBA、それにバスケットボールファンとして、観ていて楽しくなるさ。彼らはめちゃくちゃエキサイティングなチームになると確信している」
NBAのシーズンは長丁場だ。約半年間に及ぶ82試合のレギュラーシーズンに加え、最大で約2か月間ものプレーオフを勝ち抜いてようやくチャンピオンシップを勝ち獲ることができる。
それでも、サンズには得点とリバウンドで平均ダブルダブルを計算できるディアンドレ・エイトン、ディフェンスに定評のあるジョシュ・オコーギーのほか、経験豊富なシューターのエリック・ゴードン、攻守で献身的なプレーを見せる渡邊雄太、伸びしろのあるビッグマンのボル・ボルといった新戦力も獲得している。
10月24日の開幕初日にはさっそくゴールデンステイト・ウォリアーズとの一戦が組まれているだけに、彼らの初陣は必見だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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