8月21日、ダラス・マーベリックスのレジェンドでドイツの英雄でもあるダーク・ノビツキーが緊急来日を果たした。
2006年の世界選手権(現FIBAワールドカップ)以来、17年ぶりに日本を訪れたノビツキーは、自身がアンバサダーを務める、高品質のサポーターやストッキング、整形外科用のインソールなどを製造しているドイツ発のBAUERFEIND(バウアーファインド)社のイベントに登場。
ノビツキーはアンバサダーになる前から同ブランドの商品を使用。「2008年にヒザを痛めていて、私がまさに必要としていた商品だった。良い商品であることを知っていたので、足首やヒザ、ヒジを痛めたときに使っていた」という。
今月25日にスタートするワールドカップで、ノビツキーの母国ドイツ(FIBAランキング11位)はグループEに所属し、日本(同36位)、オーストラリア(同3位)、フィンランド(同24位)と対戦する。
25日に開催される日本とドイツの一戦をノビツキーは「とても楽しみ。日本とドイツは難しいグループに入ったが、非常にいいゲームになると思う」と述べた。
ドイツは昨年のユーロバスケットで銅メダルを獲得。今回のロスターにはその時のメンバーであるデニス・シュルーダー(トロント・ラプターズ)、フランツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)、ダニエル・タイス(インディアナ・ペイサーズ)に加え、フランツの兄モリッツ(マジック)、イザック・ボンガ(元ワシントン・ウィザーズほか)ら実力者が名を連ねており、OBのノビツキーは現在のチームを次のように評した。
「ドイツのバスケットボール史上で見てもおそらくベストなチーム。シュルーダーはとても速くて運動能力も高く、(フランツ)ヴァグナーはNBAのスターになると予想されている選手。私はこの世代にプレーしている選手たちのことをとても誇りに思っているよ」
また、今回のワールドカップは欠場する日本代表の八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)を知っているかと聞かれたノビツキーは「もちろん」と答え、「私は彼のファン。本当に一生懸命プレーする、素晴らしい対戦相手。今回(ワールドカップで彼の)試合が見れないのが残念」と語った。
19年に21年間の現役生活に別れを告げた元オールスターは22年1月にマブズ時代に着用した41番、同年9月にはドイツ代表で着用した14番が永久欠番に。そして今年ドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)、パウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズほか)とともにバスケットボール殿堂入りを果たした。
先日、アメリカ・マサチューセッツ州で行なわれた殿堂入り式典について「本当に素晴らしい体験だった。家族や友人、元チームメイトが150人ほど集まって、祝うことができた。一生忘れることのできない2日間だったよ」と感慨深く振り返っていた。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、田臥勇太デビュー、コビー81得点……1999-2019 NBA名場面集
2006年の世界選手権(現FIBAワールドカップ)以来、17年ぶりに日本を訪れたノビツキーは、自身がアンバサダーを務める、高品質のサポーターやストッキング、整形外科用のインソールなどを製造しているドイツ発のBAUERFEIND(バウアーファインド)社のイベントに登場。
ノビツキーはアンバサダーになる前から同ブランドの商品を使用。「2008年にヒザを痛めていて、私がまさに必要としていた商品だった。良い商品であることを知っていたので、足首やヒザ、ヒジを痛めたときに使っていた」という。
今月25日にスタートするワールドカップで、ノビツキーの母国ドイツ(FIBAランキング11位)はグループEに所属し、日本(同36位)、オーストラリア(同3位)、フィンランド(同24位)と対戦する。
25日に開催される日本とドイツの一戦をノビツキーは「とても楽しみ。日本とドイツは難しいグループに入ったが、非常にいいゲームになると思う」と述べた。
ドイツは昨年のユーロバスケットで銅メダルを獲得。今回のロスターにはその時のメンバーであるデニス・シュルーダー(トロント・ラプターズ)、フランツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)、ダニエル・タイス(インディアナ・ペイサーズ)に加え、フランツの兄モリッツ(マジック)、イザック・ボンガ(元ワシントン・ウィザーズほか)ら実力者が名を連ねており、OBのノビツキーは現在のチームを次のように評した。
「ドイツのバスケットボール史上で見てもおそらくベストなチーム。シュルーダーはとても速くて運動能力も高く、(フランツ)ヴァグナーはNBAのスターになると予想されている選手。私はこの世代にプレーしている選手たちのことをとても誇りに思っているよ」
また、今回のワールドカップは欠場する日本代表の八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)を知っているかと聞かれたノビツキーは「もちろん」と答え、「私は彼のファン。本当に一生懸命プレーする、素晴らしい対戦相手。今回(ワールドカップで彼の)試合が見れないのが残念」と語った。
19年に21年間の現役生活に別れを告げた元オールスターは22年1月にマブズ時代に着用した41番、同年9月にはドイツ代表で着用した14番が永久欠番に。そして今年ドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)、パウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズほか)とともにバスケットボール殿堂入りを果たした。
先日、アメリカ・マサチューセッツ州で行なわれた殿堂入り式典について「本当に素晴らしい体験だった。家族や友人、元チームメイトが150人ほど集まって、祝うことができた。一生忘れることのできない2日間だったよ」と感慨深く振り返っていた。
構成●ダンクシュート編集部
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