8月31日、沖縄アリーナで行なわれたFIBAバスケットボールワールドカップの日本とベネズエラの順位決定戦。FIBAランキング36位の日本は、第3クォーターまで同17位のベネズエラにリードを許していたが、1次ラウンドのフィンランド戦同様、第4クォーターに33-15と見事なランを見せ、86-77で逆転勝利を収めた。
日本は比江島慎が23得点、渡邊雄太が21得点、8リバウンド、2ブロック、河村勇輝が19得点、11アシスト、ジョシュ・ホーキンソンが11リバウンドをマークした。
多くの時間帯でベネズエラに主導権を握られる苦しい展開のなか、日本を救ったのが比江島だ。チーム最年長の33歳は、第3クォーターまで6得点にとどまったが、第4クォーターだけで3ポイントを4本決めるなど、計17得点を叩き出し、鮮やかな逆転勝利を演出した。
この日のヒーローは試合後、「チームを救うために(ヘッドコーチのトム)ホーバスさんは僕をメンバーに残してくれたと思うので、それに貢献できて本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。
日本代表の中心選手として長年活躍してきたベテランは、「前回のワールドカップを含めて、今まで本当に悔しい思いをしてきたので、雄太にしろ馬場(雄大)にしろ富樫(勇樹)にしろ、そうやって悔しい経験をしたメンバーがしっかり(チームを)引っ張れて良かったと思います」と振り返った。
これで日本は、9月2日に行なわれるカーボベルデ共和国(FIBAランキング64位)との試合に勝利すれば、来年のパリ五輪の出場権を手にできる。
最後に比江島は「自力で(五輪出場権を)掴み取るチャンスが目の前にあるので、何としても掴み取ってファンの皆さんと喜びを分かち合いたいと思います」と語った。
構成●ダンクシュート編集部
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この日のヒーローは試合後、「チームを救うために(ヘッドコーチのトム)ホーバスさんは僕をメンバーに残してくれたと思うので、それに貢献できて本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。
日本代表の中心選手として長年活躍してきたベテランは、「前回のワールドカップを含めて、今まで本当に悔しい思いをしてきたので、雄太にしろ馬場(雄大)にしろ富樫(勇樹)にしろ、そうやって悔しい経験をしたメンバーがしっかり(チームを)引っ張れて良かったと思います」と振り返った。
これで日本は、9月2日に行なわれるカーボベルデ共和国(FIBAランキング64位)との試合に勝利すれば、来年のパリ五輪の出場権を手にできる。
最後に比江島は「自力で(五輪出場権を)掴み取るチャンスが目の前にあるので、何としても掴み取ってファンの皆さんと喜びを分かち合いたいと思います」と語った。
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