９月２日に行なわれたFIBAワールドカップ2023の日本とカーボベルデ共和国の一戦、日本はジョシュ・ホーキンソンが29得点、７リバウンド、４アシスト、４ブロック、富永啓生が22得点、河村勇輝が14得点、８アシスト、３スティールをあげ、80－71で勝利。1976年のモントリオール大会以来48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。

　５得点にチーム最多の10リバウンドを奪った渡邊雄太は試合終了後に涙を浮かべた後、日の丸の旗を身にまといファンと喜びを分かち合い、「最高です。このためにこの数か月大変な思いをしながら頑張ってきたので、やっと報われた気がします」と安堵の表情を浮かべた。
  　渡邊はワールドカップ前、来年のパリ五輪の出場権を取れなければ日本代表を引退すると発言していたが、「あんなこと言った手前、不安はめちゃくちゃありましたし、もしかしたら本当に今回が最後になるんじゃないかと。（オーストラリア、ドイツ、フィンランドと同組の）グループも大変でしたし、本当にしんどい時でもみんなが頑張ってくれたので、感謝しています」と感極まりながらチームメイトに感謝を述べた。

　そして日本のエースは「（これからも）このユニフォームを着てプレーすることができるので、本当にここまで頑張ってきてよかったなと思います」と語り、司令塔の河村と抱擁を交わした。
　
構成●ダンクシュート編集部

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