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バスケW杯

【バスケW杯】「反省だらけ」日本勝利も河村勇輝は自身のパフォーマンスに不満「PGとしてコントロールできなかった」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.09.02

W杯最終戦で河村は14得点、8アシストをあげて日本を勝利に導いたが、自身の出来に満足していない様子だった。(C)Getty Images

W杯最終戦で河村は14得点、8アシストをあげて日本を勝利に導いたが、自身の出来に満足していない様子だった。(C)Getty Images

 9月2日に沖縄アリーナで開催されたFIBAワールドカップ2023の日本とカーボベルデ共和国の順位決定戦。日本は第2クォーターに河村勇輝と富永啓生の活躍で逆転に成功し、第3クォーター終了時に73-55と完全に試合の主導権を握る。

 第4クォーターに入るとシュートが全く決まらなくなり、一時3点差まで迫られたが、終盤にジョシュ・ホーキンソンが6得点を奪い80-71で勝利、3勝2敗で大会を終え、48年ぶりとなる自力での五輪出場を決めた。
 
 大一番で14得点、8アシスト、3スティールをマークした河村は試合後「凄く嬉しいです。自分たちの目標であるアジア1位になること、トムさん(トム・ホーバスHC)になってから、その目標に対して頑張ってきたので、まずこの報われた瞬間、全員喜んでいいんじゃないかと思います」とコメント。
 
 河村は今大会で勝てなければ代表引退と語っていた渡邊雄太について「雄太さんのこの試合に懸ける思いというのは、僕たちが計り知れないものを持っていると思うし、このように報われることができて、本当に僕たちも嬉しい瞬間だなと思います」と喜んだ。

 172cmの司令塔の活躍なくして日本の勝利はなかったが、河村はこの日のパフォーマンスを「反省だらけ」と振り返り、次のように続けた。

「後半、何もかもが上手くいかずにポイントガードとしてゲームをコントロールすることができなかったので。日々成長だと思うのでワールドカップは終わってしまいますけど、自分のチームに戻ってこの反省だったり、そういったものを成長して、パリオリンピックの舞台に立てるように頑張っていきたいと思います」

 今大会で大きく名を上げた男はまだ22歳。貪欲に上を目指すプレーメーカーのさらなるステップアップに期待だ。

構成●ダンクシュート編集部

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