「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は9月8日、準決勝が行なわれ、ドイツがアメリカを113-111で撃破。出場7回目で初の決勝進出を果たした。
バスケットボール大国の敗戦はアメリカで様々な議論を引き起こしているが、米放送局『CBS Sports』は「アメリカの五輪代表は、FIBAワールドカップ代表とどう違うのか?」と題し、早くも来年開催されるパリ五輪の理想ロスターを予想している。
記事では、アメリカ代表はスーパースターやベテラン選手は五輪を優先し、W杯では若手選手を中心に「Bチームを送り込む傾向がある」としている。そのため、W杯では継続性のある強化をするチームに弱く、ドイツにはまさに「今回のチームUSAでは太刀打ちできない継続性があった」と評している。
そうしたなか、同メディアは来年のパリ五輪ではふたりのスーパースターの招集が大きくモノを言うとしている。ひとりはNBAを代表するスター選手であるステフィン・カリーで、W杯では2度金メダルを獲得。五輪には「公に興味を示しているが、スーパースターは自分の時間を際限なく要求する」として、確実に招集できるとは限らないと見ている。
また、もうひとりは2022―23シーズンにMVPを獲得したジョエル・エンビードで、「ポジション的に(センターが)不足しているチームUSAにとって、重要なターゲット」として、カリーとともに金メダル獲得に不可欠な人材としている。ただ、エンビードはフランス国籍も有しており、彼がアメリカとフランスどちらを選ぶかで「金メダルがどの国のものになるか決まるかもしれない」との見解も示している。
同メディアによるアメリカ代表の理想のロスターは以下の通りだ。
選手名(ポジション/チーム)*は2021年五輪、**は今年のW杯に出場
ステフィン・カリー(ガード/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
デビン・ブッカー*(ガード/フェニックス・サンズ)
アンソニー・エドワーズ**(ガード/ミネソタ・ティンバーウルブズ)
ドリュー・ホリデー*(ガード/ミルウォーキー・バックス)
タイリース・ハリバートン**(ガード/インディアナ・ペイサーズ)
ケビン・デュラント*(フォワード/フェニックス・サンズ)
ジェイソン・テイタム*(フォワード/ボストン・セルティックス)
ミケル・ブリッジズ**(フォワード/ブルックリン・ネッツ)
ジョシュ・ハート**(フォワード/ニューヨーク・ニックス)
ジョエル・エンビード(センター/フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
バム・アデバヨ*(センター/マイアミ・ヒート)
チェット・ホルムグレン(センター/オクラホマシティ・サンダー)
「カリーとエンビードの2人が最大の優先事項だ」という予想ロスターだが、シーズンを通じて不測の事態もあるだけに、同メディアも「これらの選手の半分だけでも招集できれば幸運だろう」としている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ドイツが大金星!アメリカを破った準決勝ハイライト
【関連記事】ライルズは正しかった? 米国衝撃の敗戦で“NBA揶揄発言”に「信憑性与えた」「間違った議論だ」と再び賛否両論!【バスケW杯】
【関連記事】「メディアの煽りが選手にプレッシャー!」八村塁の五輪出場を巡る報道に元日本代表が疑問視!「『突き放した』という意図は無いでしょ」
バスケットボール大国の敗戦はアメリカで様々な議論を引き起こしているが、米放送局『CBS Sports』は「アメリカの五輪代表は、FIBAワールドカップ代表とどう違うのか?」と題し、早くも来年開催されるパリ五輪の理想ロスターを予想している。
記事では、アメリカ代表はスーパースターやベテラン選手は五輪を優先し、W杯では若手選手を中心に「Bチームを送り込む傾向がある」としている。そのため、W杯では継続性のある強化をするチームに弱く、ドイツにはまさに「今回のチームUSAでは太刀打ちできない継続性があった」と評している。
そうしたなか、同メディアは来年のパリ五輪ではふたりのスーパースターの招集が大きくモノを言うとしている。ひとりはNBAを代表するスター選手であるステフィン・カリーで、W杯では2度金メダルを獲得。五輪には「公に興味を示しているが、スーパースターは自分の時間を際限なく要求する」として、確実に招集できるとは限らないと見ている。
また、もうひとりは2022―23シーズンにMVPを獲得したジョエル・エンビードで、「ポジション的に(センターが)不足しているチームUSAにとって、重要なターゲット」として、カリーとともに金メダル獲得に不可欠な人材としている。ただ、エンビードはフランス国籍も有しており、彼がアメリカとフランスどちらを選ぶかで「金メダルがどの国のものになるか決まるかもしれない」との見解も示している。
同メディアによるアメリカ代表の理想のロスターは以下の通りだ。
選手名(ポジション/チーム)*は2021年五輪、**は今年のW杯に出場
ステフィン・カリー(ガード/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
デビン・ブッカー*(ガード/フェニックス・サンズ)
アンソニー・エドワーズ**(ガード/ミネソタ・ティンバーウルブズ)
ドリュー・ホリデー*(ガード/ミルウォーキー・バックス)
タイリース・ハリバートン**(ガード/インディアナ・ペイサーズ)
ケビン・デュラント*(フォワード/フェニックス・サンズ)
ジェイソン・テイタム*(フォワード/ボストン・セルティックス)
ミケル・ブリッジズ**(フォワード/ブルックリン・ネッツ)
ジョシュ・ハート**(フォワード/ニューヨーク・ニックス)
ジョエル・エンビード(センター/フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
バム・アデバヨ*(センター/マイアミ・ヒート)
チェット・ホルムグレン(センター/オクラホマシティ・サンダー)
「カリーとエンビードの2人が最大の優先事項だ」という予想ロスターだが、シーズンを通じて不測の事態もあるだけに、同メディアも「これらの選手の半分だけでも招集できれば幸運だろう」としている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ドイツが大金星!アメリカを破った準決勝ハイライト
【関連記事】ライルズは正しかった? 米国衝撃の敗戦で“NBA揶揄発言”に「信憑性与えた」「間違った議論だ」と再び賛否両論!【バスケW杯】
【関連記事】「メディアの煽りが選手にプレッシャー!」八村塁の五輪出場を巡る報道に元日本代表が疑問視!「『突き放した』という意図は無いでしょ」
関連記事
- ライルズは正しかった? 米国衝撃の敗戦で“NBA揶揄発言”に「信憑性与えた」「間違った議論だ」と再び賛否両論!【バスケW杯】
- 「世界チャンピオンとは?」米国代表、2大会連続V逸。痛恨の敗北に世界陸連が“お口にチャック”の絵文字で煽り!【バスケW杯】
- 【バスケW杯準決勝レポート②】“3年計画”でアメリカを打ち破ったドイツ。指揮官は「我々はお互いのために戦っている」<DUNKSHOOT>
- 【バスケW杯】ドイツが王国アメリカを撃破!NBA軍団をチーム力で上回り、初の決勝進出<DUNKSHOOT>
- 「ひどいグループ」アリナスがスター選手不在のアメリカ代表を酷評「理解できないし見たくもない」<DUNKSHOOT>