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日本代表

ホーバスHC、八村塁の代表参加に関する発言に異例の補足コメント「日本代表での将来について混乱を招いてしまいました」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.09.22

普段は日本語で会見を行なうホーバスHCだが、改めて英語で自身の発言の真意を語った。(C)Getty Images

普段は日本語で会見を行なうホーバスHCだが、改めて英語で自身の発言の真意を語った。(C)Getty Images

 9月22日、日本バスケットボール協会は同3日に沖縄市で行なわれた男子日本代表チームの会見における、トム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)の補足コメントをリリースした。

 日本代表“アカツキジャパン”は、9月2日のワールドカップ最終戦で勝利を飾り、来年のパリ五輪出場権を獲得。48年ぶりに自力での五輪出場を決めた快挙に、翌日に沖縄市役所で報告会見を開いたのだが、そこで記者から投げかけられた八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)に関する質問への返答で、「私の意図とは違う意味でメディアによって報道されている」として、指揮官本人が訂正するに至った。

 同会見で、ホーバスHCはすべて日本語で応対し、今回のワールドカップへの参加を辞退した八村のパリ五輪出場について「彼がやりたいんだったら、彼から声をかけると思います」と発言。

「私たちのスタイルは変わらないです。彼が来るんだったら(来ても)うちのバスケをやります、やらせます。彼がやらないんだったら、このメンバーで良いチームを作りましょう。自信あります」と語っていた。
 
 これが一部メディアの報道と読者の間で“八村不要論”と捉えられ、異例とも言える補足コメント発信の事態に。もっとも、同会見で「彼には入ってほしい」と語っていたように、ホーバスHCは当然、NBAの第一線で活躍する八村の加入を希望している。

 すべて英文で記された今回のリリースでも、「八村選手の日本代表での将来について混乱を招いてしまいました」とした上で、「NBAのシーズン中においても八村選手、そして彼のマネジメントチームと、2024 年のパリオリンピックでのプレーについて話を続けていくことにしています」と、代表参加に向けて交渉を重ねていくことを明かしている。

 ホーバスHCによる英語でのコメント全文と、日本語訳は以下の通りだ。(すべてリリースのママ)
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