デトロイト・ピストンズは、過去4シーズン連続でプレーオフを逃すなど再建の途上にいる。そのなかでもリーグ最下位の17勝65敗(勝率20.7%)に沈んだ昨季は、フランチャイズ史上ワースト2位という屈辱的なシーズンとなった。
戦前から再建中のチームがプレーオフに進むと予想する識者は皆無に等しかったとはいえ、ここまでの不振に喘いだ最大の要因は、ケガ人の続出にある。
米メディア『Spotrac』によると、昨季最もケガに泣かされたチームは、選手の総欠場数が計294試合にのぼるピストンズだった。チームの最重要選手ケイド・カニングハムは、昨年11月中旬に左脛(すね)を疲労骨折したことで手術を余儀なくされ、わずか12試合の出場でキャリア2年目を終えている。
2021年のドラフトでピストンズから全体1位指名されたカニングハムは、201cm・100kgの大型ガード。1年目はオールルーキー1stチームに選ばれ、昨季もケガを負うまでは平均19.9点、6.2リバウンド、6.0アシストの活躍を見せるなど、再建に向けて不可欠な存在だけに、この男の長期離脱が大打撃となったことは言うまでもない。
その若きエースは、8月上旬にラスベガスで行なわれた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のトレーニングキャンプで、アメリカ代表の練習相手を務めるセレクトチームに選出。時に代表チームを翻弄するほどの見事なプレーで復活をアピールした。
実際は、アメリカ代表のロスター入りを打診されたものの辞退していたというカニングハム。8月6日に米スポーツ専門メディア『The Athletic』へ公開された記事の中で、その理由を明かしていた。
「そこ(代表活動)には数多くの移動がある。実際のスケジュールや練習、それらすべてに関わってくる。僕としてはこの夏を個人的なもの、新シーズンに向けてフィジカル面、メンタル面で万全になるために費やしたかった。その点が、決断するうえで決め手になった」
カニングハムは昨季、チームメイトたちの戦いの大部分をサイドラインから見守ってきた。その間にリハビリをこなし、ワークアウトを積み重ねてプレーを再開できるコンディションを取り戻し、セレクトチームでは関係者へ大きなインパクトを与えた。ここまでは上々のプロセスを歩んでいると言えるだろう。
戦前から再建中のチームがプレーオフに進むと予想する識者は皆無に等しかったとはいえ、ここまでの不振に喘いだ最大の要因は、ケガ人の続出にある。
米メディア『Spotrac』によると、昨季最もケガに泣かされたチームは、選手の総欠場数が計294試合にのぼるピストンズだった。チームの最重要選手ケイド・カニングハムは、昨年11月中旬に左脛(すね)を疲労骨折したことで手術を余儀なくされ、わずか12試合の出場でキャリア2年目を終えている。
2021年のドラフトでピストンズから全体1位指名されたカニングハムは、201cm・100kgの大型ガード。1年目はオールルーキー1stチームに選ばれ、昨季もケガを負うまでは平均19.9点、6.2リバウンド、6.0アシストの活躍を見せるなど、再建に向けて不可欠な存在だけに、この男の長期離脱が大打撃となったことは言うまでもない。
その若きエースは、8月上旬にラスベガスで行なわれた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のトレーニングキャンプで、アメリカ代表の練習相手を務めるセレクトチームに選出。時に代表チームを翻弄するほどの見事なプレーで復活をアピールした。
実際は、アメリカ代表のロスター入りを打診されたものの辞退していたというカニングハム。8月6日に米スポーツ専門メディア『The Athletic』へ公開された記事の中で、その理由を明かしていた。
「そこ(代表活動)には数多くの移動がある。実際のスケジュールや練習、それらすべてに関わってくる。僕としてはこの夏を個人的なもの、新シーズンに向けてフィジカル面、メンタル面で万全になるために費やしたかった。その点が、決断するうえで決め手になった」
カニングハムは昨季、チームメイトたちの戦いの大部分をサイドラインから見守ってきた。その間にリハビリをこなし、ワークアウトを積み重ねてプレーを再開できるコンディションを取り戻し、セレクトチームでは関係者へ大きなインパクトを与えた。ここまでは上々のプロセスを歩んでいると言えるだろう。
関連記事
- 八村塁のNBAでの“リアル評価”。現地メディアのポジション内ランキングでは18~23位にランクイン<DUNKSHOOT>
- “日本のエース”から“サンズの名脇役”へ――渡邊雄太がW杯期間中に語った「代表とNBAでの違い」と「自身の長所」<DUNKSHOOT>
- 「そのマインドセットが大好きでね」古巣の“ヒート・カルチャー”を語ったイグダーラ。自身の現役続行も示唆?<DUNKSHOOT>
- レブロンはなぜ38歳にして衰え知らずなのか?盟友ウェイドがその理由を「メンタルの強さ」と説明<DUNKSHOOT>
- ホーバスHC、八村塁の代表参加に関する発言に異例の補足コメント「日本代表での将来について混乱を招いてしまいました」<DUNKSHOOT>