現地時間9月27日(日本時間28日)、ミルウォーキー・バックス、ポートランド・トレイルブレイザーズ、フェニックス・サンズの3チーム間で大型トレードが成立した。
バックスはブレイザーズからデイミアン・リラード、ブレイザーズはバックスからドリュー・ホリデーと2028、30年のドラフト指名交換権に、サンズからディアンドレ・エイトン、トゥマニ・カマラ、2029年ドラフト1巡目指名権、サンズはブレイザーズからユスフ・ヌルキッチ、ナシール・リトル、キーオン・ジョンソン、バックスからグレイソン・アレンを獲得した。
このトレードの1番の目玉はバックスへ移籍したリラードだ。33歳のスコアリングガードはキャリア11年目の昨季、自己ベストの平均32.2点(リーグ3位)に7.3アシスト(同10位)、フリースロー成功率91.4%(同4位)を記録。2月27日のヒューストン・ロケッツ戦ではキャリアハイの71得点を叩き出している。
新天地バックスには20、21年に2シーズン連続でMVPに輝いている"グリーク・フリーク"ことヤニス・アデトクンボがいる。必殺の"ディープスリー"をはじめ、アウトサイドシュートを得意とするリラードと、インサイドで抜群の存在感を放つアデトクンボのコンビは相手チームにとって大きな脅威となるだろう。
21年以来、3年ぶり3度目の優勝に向けて期待がかかるバックスだが、このトレードで万能ガードのホリデー、シュート力の高いアレンを放出しガード陣の層が薄くなったのも事実。とりわけポイントガード(リラード)のバックアッパーは、25歳のリンデル・ウィギントンと、今夏に加入した21歳のタイタイ・ワシントンJr.(ともに2WAY契約)の2人と不安が残る。
そんななか、元オールスターガードのアイザイア・トーマスが、トレード成立後に自身のX(旧ツイッター)で「バックアップが必要か?」とバックスに自身の存在をアピールした。
トーマスは2011年のドラフト2巡目60位でサクラメント・キングスに指名されて入団すると、1年目から平均2桁得点を記録。175㎝と小柄ながら非凡な得点力を武器に、ボストン・セルティックス在籍時の2016-17シーズンにはリーグ3位の平均28.9点を奪い、MVP候補にも名前が挙がった。
ただ、その後は股関節のケガや守備難もあってジャーニーマン化。21-22シーズンにシャーロット・ホーネッツでプレーしたのを最後にNBAの舞台から遠ざかっている。
それでも必死にワークアウトに励み、今月には自身のインスタに練習動画とともに「いつでも、どこでも、すぐに駆け付ける!」と投稿するなど、バスケットボールへの情熱は消えていない。
2023-24シーズンの開幕まで約3週間、キャリア平均17.7点、4.8アシストを誇る34歳のベテランに、バックスがオファーを出すことはあるのか。
構成●ダンクシュート編集部
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新天地バックスには20、21年に2シーズン連続でMVPに輝いている"グリーク・フリーク"ことヤニス・アデトクンボがいる。必殺の"ディープスリー"をはじめ、アウトサイドシュートを得意とするリラードと、インサイドで抜群の存在感を放つアデトクンボのコンビは相手チームにとって大きな脅威となるだろう。
21年以来、3年ぶり3度目の優勝に向けて期待がかかるバックスだが、このトレードで万能ガードのホリデー、シュート力の高いアレンを放出しガード陣の層が薄くなったのも事実。とりわけポイントガード(リラード)のバックアッパーは、25歳のリンデル・ウィギントンと、今夏に加入した21歳のタイタイ・ワシントンJr.(ともに2WAY契約)の2人と不安が残る。
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トーマスは2011年のドラフト2巡目60位でサクラメント・キングスに指名されて入団すると、1年目から平均2桁得点を記録。175㎝と小柄ながら非凡な得点力を武器に、ボストン・セルティックス在籍時の2016-17シーズンにはリーグ3位の平均28.9点を奪い、MVP候補にも名前が挙がった。
ただ、その後は股関節のケガや守備難もあってジャーニーマン化。21-22シーズンにシャーロット・ホーネッツでプレーしたのを最後にNBAの舞台から遠ざかっている。
それでも必死にワークアウトに励み、今月には自身のインスタに練習動画とともに「いつでも、どこでも、すぐに駆け付ける!」と投稿するなど、バスケットボールへの情熱は消えていない。
2023-24シーズンの開幕まで約3週間、キャリア平均17.7点、4.8アシストを誇る34歳のベテランに、バックスがオファーを出すことはあるのか。
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