10月2日(日本時間3日)、今夏のトレードでゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍したクリス・ポールが、メディアデーに登場した。
過去3シーズンをフェニックス・サンズで過ごした司令塔は、6月23日の3チーム間トレードでワシントン・ウィザーズへ移籍。しかしウィザーズのユニフォームを着ることはなく、7月6日にジョーダン・プール、パトリック・ボールドウィンJr.、ライアン・ロリンズ、複数のドラフト指名権との交換でウォリアーズ入りが決まった。
ポールはロサンゼルス・クリッパーズ在籍時の2014年、ヒューストン・ロケッツ時代の2018、19年のプレーオフでウォリアーズと対戦経験があり、通算1勝2敗と負け越しているものの、いずれもシリーズは大混戦となり、覇権争いを繰り広げてきた。
「どんなことも移り変わっていくものなんだ。メディアデーでさえ、僕は“ダブ・ネーション”と言われたら、これまであまり好きじゃなかった。それがどれくらいの間か覚えていないくらいね」
そう語ったポールは、今季からステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンというビッグ3、さらにはアンドリュー・ウィギンズ、ケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世、ジョナサン・クミンガといった選手たちとプレーしていくこととなる。
38歳の大ベテランはこれまでのキャリア18年間、どのチームでも先発ポイントガード(PG)を務めてきたが、新天地では同じポジションにスーパースターのカリーがいるため、自身初のベンチスタートになる可能性もある。
それでも2008年の北京オリンピックではジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか/現マブズHC)の控えとして金メダルを獲得したことを引き合いに出し、現状をこう口にしていた。
「僕のことを知っている人なら、自分が勝利こそすべてだとわかってくれている。どんな形であろうと、僕は自分のチームの勝利を手助けできる。コーチもこのチームの皆も、そのことについて話していくことになる。それに、僕らは夏の間ずっとバスケットボールをしていた。それはこのチームが勝つことを助けるためであって、少なくとも僕はこれまでのキャリアでそれを証明し、見せつけてきたと思っている」
これまでアシスト王に5回、スティール王に6回輝き、通算アシスト(1万1501本)とスティール(2544本)は現役トップを誇る、通称“ポイントゴッド”は、自身6チーム目となるウォリアーズで悲願のチャンピオンリングを手にすることができるか。
文●秋山裕之(フリーライター)
【動画】”コート上の監督”クリス・ポールの昨季ハイライトをチェック!
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ポールはロサンゼルス・クリッパーズ在籍時の2014年、ヒューストン・ロケッツ時代の2018、19年のプレーオフでウォリアーズと対戦経験があり、通算1勝2敗と負け越しているものの、いずれもシリーズは大混戦となり、覇権争いを繰り広げてきた。
「どんなことも移り変わっていくものなんだ。メディアデーでさえ、僕は“ダブ・ネーション”と言われたら、これまであまり好きじゃなかった。それがどれくらいの間か覚えていないくらいね」
そう語ったポールは、今季からステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンというビッグ3、さらにはアンドリュー・ウィギンズ、ケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世、ジョナサン・クミンガといった選手たちとプレーしていくこととなる。
38歳の大ベテランはこれまでのキャリア18年間、どのチームでも先発ポイントガード(PG)を務めてきたが、新天地では同じポジションにスーパースターのカリーがいるため、自身初のベンチスタートになる可能性もある。
それでも2008年の北京オリンピックではジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか/現マブズHC)の控えとして金メダルを獲得したことを引き合いに出し、現状をこう口にしていた。
「僕のことを知っている人なら、自分が勝利こそすべてだとわかってくれている。どんな形であろうと、僕は自分のチームの勝利を手助けできる。コーチもこのチームの皆も、そのことについて話していくことになる。それに、僕らは夏の間ずっとバスケットボールをしていた。それはこのチームが勝つことを助けるためであって、少なくとも僕はこれまでのキャリアでそれを証明し、見せつけてきたと思っている」
これまでアシスト王に5回、スティール王に6回輝き、通算アシスト(1万1501本)とスティール(2544本)は現役トップを誇る、通称“ポイントゴッド”は、自身6チーム目となるウォリアーズで悲願のチャンピオンリングを手にすることができるか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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