今夏にゴールデンステイト・ウォリアーズはトレードでクリス・ポール、FA(フリーエージェント)戦線でダリオ・シャリッチ、コーリー・ジョセフを獲得。2シーズンぶりの覇権奪回に向けて上々のオフシーズンを過ごした。
9月29日(日本時間30日、日付は以下同)に米メディア『NBC Sports』が発表したパワーランキングでウォリアーズは9位、10月4日に『The Ringer』へ掲載されたパワーランキングでは6位と、今季も覇権争いが可能な好位置にいると言えるだろう。
そうしたなか、チームの屋台骨であるドレイモンド・グリーンが11日に『NBC Sports Bay Area』のポッドキャスト番組「Dubs Talk」へ出演。2022年以来のリーグ制覇に向けてこう話していた。
「(優勝を)実現させるための鍵は、みんなが信じることだと思う。もしこのチームの全員が信じることができればね。俺は自分のなかで間違いなくそうなると見ている。このチームには必要なピースが揃っている。(優勝するために)求められる理解力、知識があり、必要とされるベテランのリーダーシップもあると思っている」
今季のウォリアーズは、就任10シーズン目のスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、グリーンのビッグ3が健在のほか、アンドリュー・ウィギンズにケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世、ジョナサン・クミンガ、そして前述の通り、ポール、シャリッチ、ジョセフという経験豊富なベテランをロスターに加えた。
4度の優勝を誇るビッグ3をはじめ、ルーニー、ウィギンズ、ペイトン二世ら一昨季の優勝を知るメンバーも残っており、新加入のポールとシャリッチは2021年にフェニックス・サンズでファイナルに出場、ジョセフは2014年にサンアントニオ・スパーズで頂点に立っている。
ロスター全体の経験値という面で、ウォリアーズを上回るチームはリーグでもごくわずかだろう。
そんな今季のチームにグリーンは好感触を得ているようだ。
「俺たちにはチャンピオンシップを勝ち獲るために必要なすべてのピースが揃っていると思うね。もちろん、全員が信じていればだ。俺はチームのみんなが互いのことを信じることは当然のことだと思っている。だがそれは必ずしも常にそうではないことも理解している」
グリーンは9月末に左足首を捻挫。当初は全治4~6週間でプレシーズンは全休と思われたが、回復は順調なようで、18日のサクラメント・キングス戦で復帰できる可能性があるという。
攻守両面で重要な役割をこなすオールラウンダーが開幕戦から出場できれば、ウォリアーズとしても一安心だろう。球団史上8度目の王座獲得に向けて、好スタートを切れるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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そうしたなか、チームの屋台骨であるドレイモンド・グリーンが11日に『NBC Sports Bay Area』のポッドキャスト番組「Dubs Talk」へ出演。2022年以来のリーグ制覇に向けてこう話していた。
「(優勝を)実現させるための鍵は、みんなが信じることだと思う。もしこのチームの全員が信じることができればね。俺は自分のなかで間違いなくそうなると見ている。このチームには必要なピースが揃っている。(優勝するために)求められる理解力、知識があり、必要とされるベテランのリーダーシップもあると思っている」
今季のウォリアーズは、就任10シーズン目のスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、グリーンのビッグ3が健在のほか、アンドリュー・ウィギンズにケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトン二世、ジョナサン・クミンガ、そして前述の通り、ポール、シャリッチ、ジョセフという経験豊富なベテランをロスターに加えた。
4度の優勝を誇るビッグ3をはじめ、ルーニー、ウィギンズ、ペイトン二世ら一昨季の優勝を知るメンバーも残っており、新加入のポールとシャリッチは2021年にフェニックス・サンズでファイナルに出場、ジョセフは2014年にサンアントニオ・スパーズで頂点に立っている。
ロスター全体の経験値という面で、ウォリアーズを上回るチームはリーグでもごくわずかだろう。
そんな今季のチームにグリーンは好感触を得ているようだ。
「俺たちにはチャンピオンシップを勝ち獲るために必要なすべてのピースが揃っていると思うね。もちろん、全員が信じていればだ。俺はチームのみんなが互いのことを信じることは当然のことだと思っている。だがそれは必ずしも常にそうではないことも理解している」
グリーンは9月末に左足首を捻挫。当初は全治4~6週間でプレシーズンは全休と思われたが、回復は順調なようで、18日のサクラメント・キングス戦で復帰できる可能性があるという。
攻守両面で重要な役割をこなすオールラウンダーが開幕戦から出場できれば、ウォリアーズとしても一安心だろう。球団史上8度目の王座獲得に向けて、好スタートを切れるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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