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NBA

「決断力、集中力が素晴らしい」ジェファーソンが闘将バトラーを絶賛!元同僚イグダーラは「コビーに最も近い」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.10.20

9月に34歳となったバトラーだが、今季も大黒柱として攻守でヒートを牽引するだろう。(C)Getty Images

9月に34歳となったバトラーだが、今季も大黒柱として攻守でヒートを牽引するだろう。(C)Getty Images

 2023-24シーズンのNBAは、現地時間10月24日(日本時間25日)に開幕する。それに先駆け、『ESPN』が新シーズンの「NBAプレーヤートップ100」を発表。マイアミ・ヒートのジミー・バトラーは昨年の17位から5つ順位をあげて12位にランクインした。

『ESPN』のNBAプレーヤートップ100で、1位に輝いたのは昨シーズンに続いてヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)。トップ10は、2位ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ/→2位)、3位ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・シクサーズ/↑4位)、4位ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/↓3位)、5位ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/→5位)、6位ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス/↑7位)、7位ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ/↑8位)、8位シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー/↑48位)、9位レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ/↓6位)、10位アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ/↑20位)とスターが並んだ。

 そして、11位のデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ/↓10位)に続き、12位にNBA13年目を迎えるバトラーが名を連ねた。バトラーと言えば、リーグを代表するオールラウンダーで、オールNBA2ndチーム選出1回、オールNBA3rdチーム選出4回、オールディフェンシブ2ndチーム選出5回、スティール王1回、オールスター出場6回の実績を誇り、決して諦めないメンタリティや不屈の闘争心は、観る者の心を惹きつける。
 
 2019-20シーズンからはヒートに在籍し、20年、23年にはチームをNBAファイナル進出に導いているバトラー。その実力に疑いの余地はないが、2016年にクリーブランド・キャバリアーズでリーグ優勝を経験しているリチャード・ジェファーソンはポッドキャスト『Road Trippin'』で、バトラーについて次のように語った。

「ジミー・バトラーはNBAトップ20に入るようなタレントではない。トップ25でもない。我々は40インチ(約102cm)飛び、どこからでもシュートを打てる男たちの話をしていて、彼の上には多くの選手がいる。でもジミーの気概や激しさ、タフネスさ、一貫性、競争心が彼を高い順位に押し上げるんだ。

 もしジミー・バトラーがコビー・ブライアントのような肉体とスキルセットを持っていたら、彼はコビー・ブライアント、正確にはコビーではないかもしれないが、そのレベルになるだろう。決断力、集中力が素晴らしく、それが“プレーオフ・ジミー”(プレーオフの舞台に強いことからついた異名)を生む」

 バトラーに関しては、ヒートで2年間共闘したアンドレ・イグダーラも今年8月にポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「ジミーは3ポイントが得意ではないし、左に抜くこともできない。彼はたぶん、私が見てきた中でコビー・ブライアントに最も近い選手で、チームのために勝つ方法を見つけてくれるという信頼感がある。ジミーはコビー・ブライアントのような勝利への執念を持っていると思った」と、英雄コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)を引き合いに出していた。

 バトラーが念願のNBAタイトルを獲得した時、本当の意味でその評価が認められることになるのかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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