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NBA

サンズ渡邊雄太vsレイカーズ八村塁が初対決!プレシーズン最終戦で日本人マッチアップが実現<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.10.20

プレシーズン最終戦で対決した渡邊と八村。12得点をあげた渡邊のサンズに軍配が上がった。(C)Getty Images

プレシーズン最終戦で対決した渡邊と八村。12得点をあげた渡邊のサンズに軍配が上がった。(C)Getty Images

 現地時間10月19日、カリフォルニア州のアクリシュア・アリーナでフェニックス・サンズ対ロサンゼルス・レイカーズのプレシーズンゲームが行なわれた。サンズの渡邊雄太が12得点、レイカーズの八村塁は3得点を記録、試合は123-100でサンズが勝利した。

 両チームにとって開幕前の最後のプレシーズンゲーム。サンズはデビン・ブッカーとブラッドリー・ビールが欠場、レイカーズはジャレッド・ヴァンダービルト、ゲイブ・ヴィンセントが欠場するも、ケビン・デュラントとレブロン・ジェームズの両雄はともに先発出場を果たした。

 日本人2人はともに第1クォ-ター途中からコートイン。残り7分16秒に八村がレブロンと交代で入ると、同4分30秒には渡邊もコートに送り出され、今年1月30日(ネッツvsレイカーズ)以来の同時出場が実現した。

 出場直後からいきなりマッチアップも見られ、八村がドライブで渡邊を押し込みジャンプシュートを放つもミス。第1クォーター残り1分34秒には逆に渡邊がスクリーンを使って八村を振り切り、ジャンパーを沈めた。渡邊はクォーター最後の残り3.4秒にもクイックリリースから3ポイントを決め、24-20とサンズにリードをもたらして同クォーターを終えた。
 
 第2クォーターはサンズがデュラント、レイカーズはレブロンとアンソニー・デイビスらがスコアを重ね、58-54とレイカーズが逆転して前半を終了。迎えた後半、八村は第3クォーター残り4分58秒にフェイントからファウルを受けながらショットをねじ込み初得点。フリースローも決めて3点プレーを完遂させたが、この日は攻守に冴えが見られず、ゴールはこのワンプレーにとどまった。

 対する渡邊は第3クォーター残り3分6秒に2本目の3ポイントを決めると、同1分20秒には3ポイント試投時にファウルを受けてフリースロー3本中2本を成功。第4クォーター開始12秒にはバックドアカットから強烈なダンクを叩き込み、残り8分41秒にお役御免となった。

 試合は第3クォーターに35-15と20点差をつけたサンズが快勝。デュラントが前半のみの出場で21得点、レイカーズはレブロンが19得点、デイビスが15得点をマークした。

 渡邊は約16分の出場で今プレシーズン最多の12得点(フィールドゴール4/8、3ポイント2/4、フリースロー2/4)、3リバウンド、1アシスト。プレシーズン4試合で3度目の2桁得点を記録し、好調をアピールした。八村は19分の出場で3得点(フィールドゴール1/5、3ポイント0/1、フリースロー1/1)、1リバウンドだった。

 NBA2023-24シーズンは現地24日(日本時間25日)に開幕。レイカーズは同日に昨季王者のデンバー・ナゲッツと、サンズはゴールデンステイト・ウォリアーズと初戦を戦い、26日の2戦目にはレイカーズのホームで直接対決が控えている。

構成●ダンクシュート編集部
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