10月18日(日本時間19日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズがホームのチェイス・センターでサクラメント・キングスとのプレシーズンゲームに臨んだ。
第3クォーター終了時点で、ウォリアーズは13点のビハインドを背負っていたが、最終クォーターに猛反撃を見せる。プレシーズンながら1万8064人と満員御礼となったホームのファンの前で、この12分間で40得点を奪取。最後はステフィン・カリーがディアロン・フォックス越しにステップバックスリーを決め、116-115で劇的勝利を飾った。
プレシーズンゲーム4戦全勝としたウォリアーズでは、カリーがゲームハイの30得点に4リバウンド、5アシストと大暴れ。さらにジョナサン・クミンガが18得点、6リバウンド、アンドリュー・ウィギンズが16得点、3アシスト、ダリオ・シャリッチが14得点、6リバウンド、2スティール、新人トレイス・ジャクソン・デイビスが13得点、10リバウンドをマーク。
新加入のクリス・ポールも約30分間の出場で13得点、6リバウンドにゲームハイの9アシストで勝利に貢献。キャリア19年目の大ベテランは、自身初のベンチスタートとなったものの、味方を生かしつつ、要所で点を積み重ねた。
19日に公開された地元メディア『NBC Sports Bay Area』のポッドキャスト番組「Dubs Talk」に出演したウィギンズは、「CP(ポール)はどのチームへ行っても、そのチームを引き上げてきた。彼は複数のチームを向上させてきた。彼はそういう男なのさ」と絶賛していた。
これまでのキャリア18年間で、ポールはニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、オクラホマシティ・サンダー、フェニックス・サンズに在籍し、すべてのチームをプレーオフに導いてきた。
ウィギンズはミネソタ・ティンバーウルブズ時代にリッキー・ルビオ(現クリーブランド・キャバリアーズ)、ジェフ・ティーグ、デリック・ローズ(現メンフィス・グリズリーズ)といったポイントガード(PG)とプレーしてきたが、今季から一緒にプレーするポールは別格だという。
「彼は歴代ベストのPGの1人。僕らのプレースタイルは速いから、コントロールできなくなることもある。彼はコートでゲームをコントロールし、自分たちを本来の位置へ動かし、最高のショットを演出してくれる男さ。チームをリードする手助けができる、本当に知性溢れるバスケットボールプレーヤーでもあるんだ」
38歳のポールは生粋の司令塔で、NBA歴代3位(現役1位)の通算1万1501アシスト、キャリア平均9.47アシストでも歴代4位(現役1位)というハイレベルな数字を残す実力者。
新天地でカリーとともにスターター入りするのか、ベンチスタートになるかは未定だが、これほど経験豊富でプレーメーキングを安心して任せることができる男はリーグ全体を見渡してもそうはいない。
ウィギンズも「僕に言えるのは、彼が最高のリーダーだということ。彼はなんでも遠慮なく言ってくる。自分たちのプレーやボールの動かし方とかをね。彼はベストパサーの1人だから、完全にフィットするさ。素晴らしいことになるだろうね」と期待を寄せていた。
今後ウォリアーズは20日にサンアントニオ・スパーズと対戦し、24日にホームでサンズとのレギュラーシーズン開幕戦を迎える。
文●秋山裕之(フリーライター)
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プレシーズンゲーム4戦全勝としたウォリアーズでは、カリーがゲームハイの30得点に4リバウンド、5アシストと大暴れ。さらにジョナサン・クミンガが18得点、6リバウンド、アンドリュー・ウィギンズが16得点、3アシスト、ダリオ・シャリッチが14得点、6リバウンド、2スティール、新人トレイス・ジャクソン・デイビスが13得点、10リバウンドをマーク。
新加入のクリス・ポールも約30分間の出場で13得点、6リバウンドにゲームハイの9アシストで勝利に貢献。キャリア19年目の大ベテランは、自身初のベンチスタートとなったものの、味方を生かしつつ、要所で点を積み重ねた。
19日に公開された地元メディア『NBC Sports Bay Area』のポッドキャスト番組「Dubs Talk」に出演したウィギンズは、「CP(ポール)はどのチームへ行っても、そのチームを引き上げてきた。彼は複数のチームを向上させてきた。彼はそういう男なのさ」と絶賛していた。
これまでのキャリア18年間で、ポールはニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、オクラホマシティ・サンダー、フェニックス・サンズに在籍し、すべてのチームをプレーオフに導いてきた。
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「彼は歴代ベストのPGの1人。僕らのプレースタイルは速いから、コントロールできなくなることもある。彼はコートでゲームをコントロールし、自分たちを本来の位置へ動かし、最高のショットを演出してくれる男さ。チームをリードする手助けができる、本当に知性溢れるバスケットボールプレーヤーでもあるんだ」
38歳のポールは生粋の司令塔で、NBA歴代3位(現役1位)の通算1万1501アシスト、キャリア平均9.47アシストでも歴代4位(現役1位)というハイレベルな数字を残す実力者。
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ウィギンズも「僕に言えるのは、彼が最高のリーダーだということ。彼はなんでも遠慮なく言ってくる。自分たちのプレーやボールの動かし方とかをね。彼はベストパサーの1人だから、完全にフィットするさ。素晴らしいことになるだろうね」と期待を寄せていた。
今後ウォリアーズは20日にサンアントニオ・スパーズと対戦し、24日にホームでサンズとのレギュラーシーズン開幕戦を迎える。
文●秋山裕之(フリーライター)
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