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NBA史上6度目の日本人対決へ!“後輩”八村塁に対し、過去5戦は“先輩”渡邊雄太が全勝と好相性<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.10.26

レイカーズの八村、サンズの渡邊が今季初対戦。通算6度目の日本人対決の行方やいかに。(C)Getty Images

 日本のバスケ界を牽引する八村塁と渡邊雄太。その2人が、日本時間10月27日の午前11時から行なわれる一戦で、早くも今季最初の日本人対決を迎える。

 八村の所属するロサンゼルス・レイカーズと、渡邊の新天地フェニックス・サンズは、ともに現地時間24日のリーグ開幕戦で新シーズンのスタートを切り、これが今季2戦目。初戦でゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に白星発進を飾ったサンズに対し、レイカーズは王者デンバー・ナゲッツに敗れており、今季初のホームゲームとなる次戦は是が非でも勝利を掴みたい一戦となる。

 日本人2人も初戦は明暗が分かれた。渡邊は自身6年目、4球団目での初陣ながら持ち味を存分に発揮。精力的なディフェンスに加え、攻撃でも3ポイント4本中2本を成功させ計8得点、出場時間帯(17分53秒)の得失点差はチームトップタイの+7を記録するなど4点差の勝利に貢献した。

 一方の八村は14分39秒の出場で6得点にとどまり、好スタートとはならず。第4クォーターには一度も出番が与えられないなど、昨プレーオフから高まった期待を下回る出だしとなった。
 
 NBAでの日本人対決は、2人がリーグに在籍するようになった過去4年間で通算5回実現しており、次戦で6回目。機会としては計13回のチャンスがあったものの、両者またはどちらかが欠場するなどの都合で、見送られることが多かった。

 ただ、今回はともにコンディションは万全、立場もセカンドユニットの中心とあって対等なバトルが期待できる。現地10月19日のプレシーズン最終戦でも互いの攻防でマッチアップするシーンが見られたように、公式戦で2人の1オン1が見られるかもしれない。

 日本人対決におけるチームとしての勝敗は、両者出場ゲームで渡邊の5連勝中、欠場ゲームを含めても11勝2敗と先輩の渡邊に軍配。メンフィス・グリズリーズやトロント・ラプターズ時代はプレータイムの獲得に苦労したものの、昨季以降は戦力として勝利の一翼を担っており、後輩の八村に貫録を示している。

"レイカーズの八村"、"サンズの渡邊"として初めて迎える今季は、互いにレブロン・ジェームズ、ケビン・デュラントというNBAの2大巨頭を擁する点でも大注目。全米が熱視線を注ぐビッグゲームで、日本の両雄の躍動に期待したい。

 過去4シーズンの日本人対決の結果(欠場ゲーム含めすべて掲載)および、今季のスケジュールは以下の通りだ。
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八村塁vs渡邊雄太、過去4シーズンの対戦結果一覧