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【NBA】今季初先発の八村塁が勝負所で躍動し19得点!レイカーズはブレイザーズを下し連勝を飾る<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.11.13

今季初先発を飾った八村。19得点を稼ぎ勝利に大きく貢献した。(C)Getty Images

 現地時間11月12日(日本時間13日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦。116-110で勝利し、今季成績を5勝5敗(勝率50.0%)とした。

 両軍のスターターは、レイカーズがディアンジェロ・ラッセル、トーリアン・プリンス、キャム・レディッシュ、アンソニー・デイビスに加え、欠場したレブロン・ジェームズに代わり、八村塁が今季初めて先発入り。対するブレイザーズはスカイラー・メイズ、シェイドン・シャープ、マティス・サイブル、ジェレミー・グラント、ディアンドレ・エイトンがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーター、10得点を奪ったレディッシュらの活躍でレイカーズが31-28と3点のリードを奪うも、ブレイザーズは第2クォーター開始から14-3のランを仕掛け一気に逆転。その後レイカーズはレディッシュやデイビス、オースティン・リーブスを中心に食らいつき、56-57の1点ビハインドで前半を終えた。

 迎えた第3クォーター、レイカーズは残り8分から15-3の猛攻で一気に逆転。最大14点のリードを奪い主導権を握ったかに思われたが、第4クォーター開始から2-12の反撃を許し、再び1点差ゲームに。その後はレイカーズが引き離す→ブレイザーズが追いつくの展開が続いたが、勝負所で八村が躍動し、粘る相手に引導を渡した。
 
 ティップオフからコートに立った八村は、最初のポゼッションでディフェンスの裏を突き、ラッセルのパスを受けていきなりボースハンドダンクをお見舞い。さらに残り9分半、右ベースラインからのドライブでメイズのファウルを誘い、獲得したフリースローを2本とも沈めてみせた。

 その後一旦ベンチに下がり、第2クォーター残り8分、34-42と劣勢の場面でコートイン。残り2分13秒、ポジション争いを制してラッセルのパスをゴール下で受け、同点に持ち込むレイアップを成功させた。

 第3クォーターもスタートからコートに立ち、最初のポゼッションでこの日2本目のスティール。さらに残り10分24秒、デイビスとのハンドオフからトップ・オブ・ザ・キー付近で3ポイントを沈めたほか、残り7分半にはデイビスがブロックしたボールを拾い、トランジションからフィンガーロールを決めた。
 
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先発起用に結果で応えた八村