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【NBA】八村塁が11得点&クロージングに抜擢され勝利に貢献!レイカーズはロケッツとの息詰まる熱戦を制す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.11.20

3試合ぶりに2桁得点をマークした八村。この日はクロージングラインナップにも抜擢された。(C)Getty Images

 現地時間11月19日(日本時間20日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでヒューストン・ロケッツと激突。105-104で息詰まる大熱戦を制し、今季成績を8勝6敗(勝率57.1%)とした。

 両軍の先発は、レイカーズが直近3試合と同じディアンジェロ・ラッセル、トーリアン・プリンス、キャム・レディッシュ、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人。対するロケッツはフレッド・ヴァンブリート、ジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、ジャバリ・スミスJr.、アルペレン・シェングンという、開幕から不動のメンバーがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーター、開始からレイカーズが7-0のランと幸先のいいスタートを切るも、ヴァンブリート&ブルックスのベテラン勢に活躍を許し、"鬼門"の12分間で最大11点のビハインドを背負う。しかし第2クォーター、レブロンを中心に追い上げ残り8分に逆転。その後はロケッツに再びリードを奪われ、49-55と6点ビハインドで前半を終えた。
 
 迎えた後半、レイカーズは第3クォーター残り9分にタイスコアに持ち込むと、再び1点のビハインドを背負った残り1分半から八村塁、レディッシュ、レブロンの連続得点で7-0のランを仕掛け、6点リードで第4クォーターに突入する。

 勝負の最終クォーター、ロケッツが追いつく→レイカーズが勝ち越すを繰り返す大激戦に。104-104で迎えた残り1.9秒、レブロンがドライブから2本のフリースローを獲得すると、1本を沈めて勝負あり。タイムアウトのなかったロケッツに攻める時間は残っておらず、レイカーズが辛くも逃げ切った。

 11月8日の同カードで今季最多24得点をマークしていた八村塁は、第1クォーター残り5分43秒にコートイン。第2クォーター開始30秒、レブロンのアシストからゴール下を決めると、その1分後にはトランジションから再びレブロンのパスを受けレイアップに成功する。その後いったんベンチに下がり、残り5分58秒に再び登場。残り3分48秒、インサイドでシェングンのファウルを誘い、獲得したフリースローを2本とも成功させた。
 
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最後までコートに立った八村