現地時間11月27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・クリッパーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでデンバー・ナゲッツと対戦した。
前の試合で今季好調のダラス・マーベリックスに107-88と圧勝していたクリッパーズは、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーを欠く昨季王者に第3クォーターまで88ー77と11点のリードを奪う。しかし、第4クォーターに昨季までチームに在籍していたレジー・ジャクソンに13得点を奪われるなど16-36と圧倒され、104-113で逆転負けを喫した。
今季成績が7勝9敗(勝率43.8%)となったクリッパーズはカワイ・レナードが31得点、8リバウンド、2ブロック、イビツァ・ズバッツが23得点、14リバウンド、6戦連続ベンチスタートとなったラッセル・ウエストブルックが14得点、11リバウンドと奮闘した一方で、新加入のジェームズ・ハーデンは11得点、ここまでチームトップの平均25.4点をあげていたポール・ジョージはフィールドゴール成功率15.4%(2/13)と振るわず、今季最少の6得点に終わった。
守備ではジャクソンにシーズンハイの35得点、こちらも元クリッパーズのディアンドレ・ジョーダンに21得点、13リバウンド、5アシストの爆発を許し、相手の2大エース欠場という絶好のチャンスを生かすことができなかった。
そんななか、クリッパーズの負けが決定的となった第4クォーター終盤にウエストブルックと観客の口論が勃発。レフェリーと両チームの選手が間に入って事態は収まったものの、試合後にウエストブルックはファンに対して苦言を呈していた。
「ファンは何でも言っていいと思っている。適切じゃないから(ファンが言ったことを)言うつもりはないが、俺はただ自分を守っているだけだ。でも、ファンが何を言っても許されると考えているのは残念でならないし、個人的には許さない。何でも言って逃げようとする人はたくさんいたけど、俺は許さない」
ウエストブルックによると、ファンは彼の家族について何か言ったようで、これまではある程度我慢していたというが「これで立ち上がらなければならない。先ほども言ったように、俺の家族に対する侮辱は許さない」と語気を強めた。
ウエストブルックはオクラホマシティ・サンダーに所属していた2019年3月のユタ・ジャズ戦でもコートサイドにいたファンと口論に発展。のちにリーグから2万5000ドルの罰金処分を受けたが、原因は差別発言を行なったファンにあり、のちにアリーナから永久追放処分を受けている。
さらにロサンゼルス・レイカーズ時代の2021-22シーズンには思うような活躍ができず、ファンからの誹謗中傷が自身の家族にまで及び「(家族が)試合を観に行くことにも影響が出ている」と悲痛な思いを口にしていた。
本気でチームを愛しているからこそ、ファンが熱くなることは理解できる。ただ、選手も1人の人間だけに、度が過ぎた発言や行動は避けてほしいものだ。
構成●ダンクシュート編集部
守備難のドンチッチを“カモ”にしたウエストブルック。チームメイトにも「彼を狙え!」と大声で指差し<DUNKSHOOT>
6連敗から2連勝を飾った新生クリッパーズ。ベンチスタートを受け入れたウエストブルックは「試合で勝つため。それがすべてだ」<DUNKSHOOT>
ゴベアへの首絞めは後悔なし?出場停止処分を受けたグリーンが乱闘を回想「チームメイトを守れるならいつでも守る」<DUNKSHOOT>
前の試合で今季好調のダラス・マーベリックスに107-88と圧勝していたクリッパーズは、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーを欠く昨季王者に第3クォーターまで88ー77と11点のリードを奪う。しかし、第4クォーターに昨季までチームに在籍していたレジー・ジャクソンに13得点を奪われるなど16-36と圧倒され、104-113で逆転負けを喫した。
今季成績が7勝9敗(勝率43.8%)となったクリッパーズはカワイ・レナードが31得点、8リバウンド、2ブロック、イビツァ・ズバッツが23得点、14リバウンド、6戦連続ベンチスタートとなったラッセル・ウエストブルックが14得点、11リバウンドと奮闘した一方で、新加入のジェームズ・ハーデンは11得点、ここまでチームトップの平均25.4点をあげていたポール・ジョージはフィールドゴール成功率15.4%(2/13)と振るわず、今季最少の6得点に終わった。
守備ではジャクソンにシーズンハイの35得点、こちらも元クリッパーズのディアンドレ・ジョーダンに21得点、13リバウンド、5アシストの爆発を許し、相手の2大エース欠場という絶好のチャンスを生かすことができなかった。
そんななか、クリッパーズの負けが決定的となった第4クォーター終盤にウエストブルックと観客の口論が勃発。レフェリーと両チームの選手が間に入って事態は収まったものの、試合後にウエストブルックはファンに対して苦言を呈していた。
「ファンは何でも言っていいと思っている。適切じゃないから(ファンが言ったことを)言うつもりはないが、俺はただ自分を守っているだけだ。でも、ファンが何を言っても許されると考えているのは残念でならないし、個人的には許さない。何でも言って逃げようとする人はたくさんいたけど、俺は許さない」
ウエストブルックによると、ファンは彼の家族について何か言ったようで、これまではある程度我慢していたというが「これで立ち上がらなければならない。先ほども言ったように、俺の家族に対する侮辱は許さない」と語気を強めた。
ウエストブルックはオクラホマシティ・サンダーに所属していた2019年3月のユタ・ジャズ戦でもコートサイドにいたファンと口論に発展。のちにリーグから2万5000ドルの罰金処分を受けたが、原因は差別発言を行なったファンにあり、のちにアリーナから永久追放処分を受けている。
さらにロサンゼルス・レイカーズ時代の2021-22シーズンには思うような活躍ができず、ファンからの誹謗中傷が自身の家族にまで及び「(家族が)試合を観に行くことにも影響が出ている」と悲痛な思いを口にしていた。
本気でチームを愛しているからこそ、ファンが熱くなることは理解できる。ただ、選手も1人の人間だけに、度が過ぎた発言や行動は避けてほしいものだ。
構成●ダンクシュート編集部
守備難のドンチッチを“カモ”にしたウエストブルック。チームメイトにも「彼を狙え!」と大声で指差し<DUNKSHOOT>
6連敗から2連勝を飾った新生クリッパーズ。ベンチスタートを受け入れたウエストブルックは「試合で勝つため。それがすべてだ」<DUNKSHOOT>
ゴベアへの首絞めは後悔なし?出場停止処分を受けたグリーンが乱闘を回想「チームメイトを守れるならいつでも守る」<DUNKSHOOT>