フィラデルフィア・セブンティシクサーズのタイリース・マキシーは、今やリーグを代表する若手トップスターの1人だ。
キャリア4年目を迎えた23歳のコンボガードは今季、ここまで18試合に出場し、平均38.4分のプレータイム(リーグトップ)で27.0点、4.6リバウンド、6.7アシスト、フィールドゴール成功率46.4%、3ポイント成功率39.6%、フリースロー成功率89.9%と見事な個人スタッツをマーク。ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍したジェームズ・ハーデンの穴を補って余りある大活躍を披露し、チームがイースタン・カンファレンス4位の12勝6敗(勝率66.7%)をマークする原動力となっている。
ただ、“チームを1人で勝利に導くスーパーエース”の域には、まだ到達していないようだ。今季、大黒柱ジョエル・エンビードが欠場した試合でチームは0勝2敗。現地時間11月29日(日本時間30日)に行なわれたニューオリンズ・ペリカンズとの一戦も、マキシーはゲーム最多タイの33得点を奪いながらも、エンビードを欠くチームは最大29点差をつけられ、1度もリードを奪えないまま114-124で完敗を喫した。
この厳しい敗戦に、マキシーはフラストレーションを溜めていたのだろう。第3クォーター終盤、この時点で自身は24得点をあげながらも25点差をつけられた状況で、観客から何か言葉を浴びせられたマキシーは、客席に向かってこう言い返した。
「これ以上何をしろって言うんだ?俺が何点取ったか見てみろよ」
嘲笑しながらそう言い放ったマキシー。ただ、敗戦の責任をエースが背負わされるのは仕方がないこと。今後、彼がフランチャイズプレーヤーの地位を確立するためには、こういった部分も乗り越えていかなければならないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
キャリア4年目を迎えた23歳のコンボガードは今季、ここまで18試合に出場し、平均38.4分のプレータイム(リーグトップ)で27.0点、4.6リバウンド、6.7アシスト、フィールドゴール成功率46.4%、3ポイント成功率39.6%、フリースロー成功率89.9%と見事な個人スタッツをマーク。ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍したジェームズ・ハーデンの穴を補って余りある大活躍を披露し、チームがイースタン・カンファレンス4位の12勝6敗(勝率66.7%)をマークする原動力となっている。
ただ、“チームを1人で勝利に導くスーパーエース”の域には、まだ到達していないようだ。今季、大黒柱ジョエル・エンビードが欠場した試合でチームは0勝2敗。現地時間11月29日(日本時間30日)に行なわれたニューオリンズ・ペリカンズとの一戦も、マキシーはゲーム最多タイの33得点を奪いながらも、エンビードを欠くチームは最大29点差をつけられ、1度もリードを奪えないまま114-124で完敗を喫した。
この厳しい敗戦に、マキシーはフラストレーションを溜めていたのだろう。第3クォーター終盤、この時点で自身は24得点をあげながらも25点差をつけられた状況で、観客から何か言葉を浴びせられたマキシーは、客席に向かってこう言い返した。
「これ以上何をしろって言うんだ?俺が何点取ったか見てみろよ」
嘲笑しながらそう言い放ったマキシー。ただ、敗戦の責任をエースが背負わされるのは仕方がないこと。今後、彼がフランチャイズプレーヤーの地位を確立するためには、こういった部分も乗り越えていかなければならないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!