現地時間11月29日(日本時間30日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズはホームのフェデックス・フォーラムでユタ・ジャズに105-91で快勝。今季最少失点を記録し、連敗を4でストップした。
この日はジャレン・ジャクソンJr.が両チーム最多の20得点に6リバウンド、6ブロック、デイビッド・ロディーが19得点、6リバウンド、デズモンド・ベインが17得点、7リバウンド、9アシスト、3スティールと主力が奮起。
さらに2021年12月16日以来の先発出場となったデリック・ローズが14得点、4リバウンド、9アシストの活躍を見せた。
今季のグリズリーズはジャ・モラント(出場停止処分)、スティーブン・アダムズ(右ヒザのケガで今季絶望)、ブランドン・クラーク(アキレス腱断裂で復帰時期未定)を欠き、開幕6連敗とスタートダッシュに失敗。
現在はマーカス・スマート(左足首捻挫)とルーク・ケナード(左ヒザの骨挫傷)も離脱と大幅な戦力ダウンを余儀なくされており、11月を終えた時点でウエスタン・カンファレンス14位の4勝13敗(勝率23.5%)と苦しんでいる。
それでも、この日は9戦目にして待望のホーム初勝利。一昨季にリーグ3位の30勝11敗(勝率73.2%)、昨季はリーグトップの35勝6敗(同85.4%)を誇った本拠地での勝利は、今後の巻き返しに向けて大きな一歩となるかもしれない。
地元メディア『Grind City Media』に公開された記事の中で、テイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)は「いくつかタフな戦いを抱えているが、我々は昨年ホームで素晴らしいチームだった。(今夜のように)上質なプレーができれば、ここまでの流れを変えることができる。やるべきことをやっていかなければならない」と話していた。
グリズリーズの最大の武器はディフェンスで、昨季までの3シーズンはいずれもディフェンシブ・レーティングでリーグ7位以内、昨季は3位の110.7をマークした。
今季はここまで16位の113.0に下降しているものの、ジャクソンJr.はチーム状況は次第に好転すると自信を見せている。
「僕らはこれまでに連勝や連敗を経験してきた。今日の勝利には感謝しているけど、やるべきことは多い。しかしもっと(成功が)待ち受けていることは確かだ。来月はきっといい1か月になるだろうね」
主力の復帰にはもうしばらく時間がかかるものの、得点源のベインは守備こそが重要だと話す。
「僕らが今日と同じようにディフェンスできるなら、ほとんどの試合で勝利するチャンスを引き寄せることができるだろう。それがすべてだ。ディフェンスで細部まで突き詰めることで、自分たちのオフェンスの活性化にもつながるんだ」
今後も苦しい戦いが続くグリズリーズだが、現有戦力で粘り強くタフなディフェンスを磨き、少しでも多くの白星を手にしたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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この日はジャレン・ジャクソンJr.が両チーム最多の20得点に6リバウンド、6ブロック、デイビッド・ロディーが19得点、6リバウンド、デズモンド・ベインが17得点、7リバウンド、9アシスト、3スティールと主力が奮起。
さらに2021年12月16日以来の先発出場となったデリック・ローズが14得点、4リバウンド、9アシストの活躍を見せた。
今季のグリズリーズはジャ・モラント(出場停止処分)、スティーブン・アダムズ(右ヒザのケガで今季絶望)、ブランドン・クラーク(アキレス腱断裂で復帰時期未定)を欠き、開幕6連敗とスタートダッシュに失敗。
現在はマーカス・スマート(左足首捻挫)とルーク・ケナード(左ヒザの骨挫傷)も離脱と大幅な戦力ダウンを余儀なくされており、11月を終えた時点でウエスタン・カンファレンス14位の4勝13敗(勝率23.5%)と苦しんでいる。
それでも、この日は9戦目にして待望のホーム初勝利。一昨季にリーグ3位の30勝11敗(勝率73.2%)、昨季はリーグトップの35勝6敗(同85.4%)を誇った本拠地での勝利は、今後の巻き返しに向けて大きな一歩となるかもしれない。
地元メディア『Grind City Media』に公開された記事の中で、テイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)は「いくつかタフな戦いを抱えているが、我々は昨年ホームで素晴らしいチームだった。(今夜のように)上質なプレーができれば、ここまでの流れを変えることができる。やるべきことをやっていかなければならない」と話していた。
グリズリーズの最大の武器はディフェンスで、昨季までの3シーズンはいずれもディフェンシブ・レーティングでリーグ7位以内、昨季は3位の110.7をマークした。
今季はここまで16位の113.0に下降しているものの、ジャクソンJr.はチーム状況は次第に好転すると自信を見せている。
「僕らはこれまでに連勝や連敗を経験してきた。今日の勝利には感謝しているけど、やるべきことは多い。しかしもっと(成功が)待ち受けていることは確かだ。来月はきっといい1か月になるだろうね」
主力の復帰にはもうしばらく時間がかかるものの、得点源のベインは守備こそが重要だと話す。
「僕らが今日と同じようにディフェンスできるなら、ほとんどの試合で勝利するチャンスを引き寄せることができるだろう。それがすべてだ。ディフェンスで細部まで突き詰めることで、自分たちのオフェンスの活性化にもつながるんだ」
今後も苦しい戦いが続くグリズリーズだが、現有戦力で粘り強くタフなディフェンスを磨き、少しでも多くの白星を手にしたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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