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NBA

【NBA】デュラント40得点も、サンズは7連敗中のブレイザーズに逆転負け。渡邊雄太は2戦連続で出番なし<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.20

デュラントがゲームハイの40得点をマークしたが、サンズは後半に逆転され、ブレイザーズに今月初白星を献上した。(C)Getty Images

デュラントがゲームハイの40得点をマークしたが、サンズは後半に逆転され、ブレイザーズに今月初白星を献上した。(C)Getty Images

 現地時間12月20日(日本時間19日)、フェニックス・サンズはオレゴン州ポートランドのモーダ・センターで7連敗中のポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。

 12月に入って3勝5敗と負け越しているサンズは、デビン・ブッカー、グレイソン・アレン、ナシール・リトル、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチがスターターを務めた。

 第1クォーター、サンズはブッカーの3ポイントやダンク、デュラントのフローターなどオフェンスが爆発。フィールドゴール成功率70%(14/20)と高確率で沈め、36-20といきなり16点のリードを奪う。

 第2クォーターのサンズは徐々にシュートが落ち始め、残り5分半には元サンズのディアンドレ・エイトンのジャンパーで2点差に迫られる。それでもエースのデュラントの10連続得点で再び流れを引き戻し、61-49と12点差をつけて前半を終えた。
 
 しかし、後半に入ると流れは一気にブレイザーズへ。サンズは相手の厳しいディフェンスの前にシュートミスとターンオーバーを連発し、ディフェンスでは第3クォーターだけでジェレミー・グラントに13得点、アンファニー・サイモンズとマルコム・ブログドンに8得点を奪われ、チーム全体でも38失点。81-87とブレイザーズに逆転を許す。

 第4クォーター序盤、サンズはエリック・ゴードンの得点とブッカーのフリースロー2点差とするが、ブレイザーズもサイモンズのダンクと3ポイントで流れを断ち切り、その後もエイトンのレイアップ、残り4分半にはマルコム・ブログドンの長距離砲で14点までリードを広げる。

 しかし、サンズはそこから13-2のランで一気に点差を縮め、残り35秒に3点差まで迫る。直後のディフェンスではヌルキッチがグラントのショットをブロックするも、残り10.7秒、ショットクロック終了間際にサイモンズにフローターを決められ104-109で逆転負けを喫した。

 サンズはデュラントが40得点、5アシスト、ブッカーが26得点、7アシスト、アレンが11得点、9リバウンド、2スティール、ヌルキッチが9得点、13リバウンド、2ブロックをマークしたが、チームの3ポイント成功率は21.7%(5/23)、第2クォーター以降は17本中2本しか決められなかった。

 渡邊雄太は17日のワシントン・ウィザーズ戦に続いて出番なし。今夏にサンズと2年契約を結んだ29歳は、10月は4試合、平均18.2分のプレータイムで7.3点、3ポイント成功率43.1%を残したが、11月は10試合、18.1分、4.3点、成功率32.4%、そして12月は5試合、14.7分、3.2点、31.3%と徐々に数字が下降。今月は4試合で出場機会なしと、厳しい状況に立たされている。

 14勝13敗(勝率51.9%)のサンズは、22日に敵地でサクラメント・キングスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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