NBAはシーズンが進むにつれて、MVPや新人王の予想がヒートアップする。同様に注目を浴びるのが、シーズン終了後に行なわれるドラフトの候補生たちだ。今年は"レブロン二世"と呼ばれるザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)が全体1位指名を受けたが、来たるドラフトでその栄誉を手にするのは誰か。"ボール三兄弟"の三男、ラメロ・ボール(イラワラ・ホークス/オーストラリア)の対抗馬がアンソニー・エドワーズだ。
2001年8月5日生まれの18歳は、身長196cm・体重102kg、ウイングスパン206cmを誇るシューティングガードだ。ゴールへの力強い仕掛けを得意とするスラッシャーで、抜群の運動能力とパワーがクロスオーバーやステップバックの爆発的な動きを可能にする。3ポイントはまだブラッシュアップが必要だが、かつてのドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、若手で言えばドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)を彷彿させるスタイルだ。
ホリー・スピリット・プレパラトリー・スクールから大学へ進学する際、エドワーズにはカンザス大、ケンタッキー大、ノースカロライナ大などNCAAの名門がリクルートに乗り出していたとされる。そのなかで、彼が選択したのは昨季11勝21敗(カンファレンス内2勝16敗)と低迷し、「(アメリカン)フットボールが王様の学校」とされるジョージア大だった。
稀代の逸材が加入した"ブルドックス"(ジョージア大の愛称)は今季開幕4連勝とスタートダッシュに成功。平均19.8点、5.2リバウンド、3.0アシスト、2.2スティールを記録し、6勝3敗とチームを昨季から大きくジャンプアップさせたエドワーズは、アメリカのスーパーヒーロー映画にかけて、「アントマン」の愛称で親しまれている。
12月14日のアリゾナ州大戦は59-79で敗れたが、この一戦にはNBAスカウト25人が視察のために会場へ駆け付けたという。敵将のボビー・ハーリー・ヘッドコーチ(HC)も、エドワーズのポテンシャルに太鼓判を押す。
「彼はどこからでも得点できる。素晴らしいアスリートで、驚異的な爆発力がある。正真正銘の才能だ」
2001年8月5日生まれの18歳は、身長196cm・体重102kg、ウイングスパン206cmを誇るシューティングガードだ。ゴールへの力強い仕掛けを得意とするスラッシャーで、抜群の運動能力とパワーがクロスオーバーやステップバックの爆発的な動きを可能にする。3ポイントはまだブラッシュアップが必要だが、かつてのドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、若手で言えばドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)を彷彿させるスタイルだ。
ホリー・スピリット・プレパラトリー・スクールから大学へ進学する際、エドワーズにはカンザス大、ケンタッキー大、ノースカロライナ大などNCAAの名門がリクルートに乗り出していたとされる。そのなかで、彼が選択したのは昨季11勝21敗(カンファレンス内2勝16敗)と低迷し、「(アメリカン)フットボールが王様の学校」とされるジョージア大だった。
稀代の逸材が加入した"ブルドックス"(ジョージア大の愛称)は今季開幕4連勝とスタートダッシュに成功。平均19.8点、5.2リバウンド、3.0アシスト、2.2スティールを記録し、6勝3敗とチームを昨季から大きくジャンプアップさせたエドワーズは、アメリカのスーパーヒーロー映画にかけて、「アントマン」の愛称で親しまれている。
12月14日のアリゾナ州大戦は59-79で敗れたが、この一戦にはNBAスカウト25人が視察のために会場へ駆け付けたという。敵将のボビー・ハーリー・ヘッドコーチ(HC)も、エドワーズのポテンシャルに太鼓判を押す。
「彼はどこからでも得点できる。素晴らしいアスリートで、驚異的な爆発力がある。正真正銘の才能だ」