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ピストンズがネッツに逆転負けで単一シーズンワーストの27連敗…2015年にシクサーズが残した28連敗にもリーチ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.27

カニングハム(右)は41得点と奮闘したが、ピストンズは逆転負けで27連敗…。次戦はイースト首位のセルティックスと対戦する(C)Getty Images

 現地時間12月26日(日本時間27日、日付は以下同)、デトロイト・ピストンズは、ホームのリトル・シーザーズ・アリーナでブルックリン・ネッツと対戦し、112-118で敗退。これで27連敗となり、今季成績は2勝28敗(勝率6.7%)となった。

 この日のピストンズは開始からボーヤン・ボグダノビッチを中心に攻め立て、9-1とスタートダッシュに成功。第1クォーターで最大14点のリードを奪うなど31-25で終えたが、第2クォーターにネッツに36-23と圧倒され、試合をひっくり返される。

 第3クォーターには一時逆転に成功したピストンズだが、すぐにリードを失い再び劣勢に。第4クォーター残り1分にケイド・カニングハムのレイアップで110-112と2点差に迫るも、直後にドリアン・フィニー・スミスに3ポイントを決められ、以降は点差を詰められず試合終了のブザーを迎えた。

 ピストンズはカニングハムが41得点、9リバウンド、5アシスト、ボグダノビッチが23得点、ジェイレン・デューレンが12得点、15リバウンド、4アシスト、ベンチからアレック・バークスが15得点をあげたものの、第2クォーター以降は失速し逆転負けを喫した。

 今シーズンのピストンズは開幕3戦目の10月28日にシカゴ・ブルズに118-102で勝利して以来、2か月も白星から遠ざかっており、本日の敗退で2010-11シーズンのクリーブランド・キャバリアーズ、13-14シーズンのフィラデルフィア・セブンティシクサーズの26連敗を上回り、NBAレコードを更新してしまった。
 
 ちなみに、シクサーズは2015年に28連敗を喫しているが、これは14-15シーズン終盤の10連敗、翌15-16シーズンの開幕18連敗と2シーズンにまたがって記録したもので、今季のピストンズは単一シーズンではNBAワーストとなった。

 チームは今後、12月28日にボストン・セルティックス(アウェー)、30日にトロント・ラプターズ(ホーム)、1月1日にヒューストン・ロケッツ(アウェー)、3日にゴールデンステイト・ウォリアーズ(アウェー)、7日にデンバー・ナゲッツ(アウェー)との対戦が組まれている。

 長いトンネルから抜け出せずにいるピストンズが次に勝利するのはいつなのか。なお、シーズン最初の30試合時点でのNBAワースト成績は以下の通りとなっている。(チーム名は略称)

Rk.    成績/チーム(シーズン)    最大連敗/最終成績
1位:1勝29敗/シクサーズ(15-16)      18/10勝72敗
2位:2勝28敗/マーベリックス(92-93)  19/11勝71敗
―  2勝28敗/キャバリアーズ(70-71)  15/15勝67敗
―  2勝28敗/ナゲッツ(97-98)       23/11勝71敗
―  2勝28敗/マーベリックス(93-94)  20/13勝69敗
―  2勝28敗/ネッツ(09-10)        18/12勝70敗
―  2勝28敗/ホーネッツ*(04-05)   11/18勝64敗
―  2勝28敗/ピストンズ(23-24)    27/    ?
*現ペリカンズ

構成●ダンクシュート編集部

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