現地時間2月8日(日本時間9日、日付は以下同)、NBAは17日に行なわれる「NBAオールスター2024」サタデーイベントの出場選手たちを発表した。
サタデーナイトの目玉であるスラムダンク・コンテストの顔ぶれは、昨年の覇者マック・マクラング(オシオーラ・マジック/Gリーグ)、新人のハイメ・ハケスJr.(マイアミ・ヒート)とジェイコブ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)、そしてジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)の4選手。
この中で最大の大物は、オールスター本戦のメンバーにも選ばれているブラウンだ。198cm・101kgのスウィングマンは攻守ともにハイレベルで、今季は48試合の出場で平均22.1点、5.5リバウンド、3.8アシスト、1.10スティールを残し、リーグベストの40勝12敗(勝率76.9%)を誇るセルティックスでジェイソン・テイタムとともに主軸を務めている。
ファストブレイクや鋭いドライブから目が覚めるような強烈なダンクを叩き込む男は、今季ダンク成功率82.9%(58/70)を誇るが、オールスター本戦へ出場する選手がダンクコンテストへ参戦するのは2018年のヴィクター・オラディポ以来4年ぶり。
現役ではザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)やドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)が過去にコンテスト優勝を飾っているが、いずれもオールスターメンバーに選ばれる前、キャリア初期の段階で出場したものだった。
そうしたなか、今年の参戦を決めた27歳のブラウンは、10日に地元メディア『MassLiveNews』へこう話していた。
「楽しくなると思う。もっとトッププレーヤーやトップのアスリートたちがダンクコンテストで競い合ってくれるといいね。僕はそれを見て育ってきた。大好きなんだ。それが実現してくれることを願っているよ」
現在リーグには豪快な一撃で会場を沸かせる“ゲームタイムダンカー”が数多く存在する。先日、米スポーツ専門局『ESPN』の番組『NBA Today』は、“最高の”ダンクコンテストメンバーとしてアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、ラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)、アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)を挙げていた。
彼らのほかにも、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)やシェイドン・シャープ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)といった名ダンカーが出場すれば、イベントは大きな盛り上がりを見せるだろう。
とはいえ、車を跳び越えるダンクや空中で回転してからのダンク、ビハインド・ザ・バックやレッグスルーなど、過去のコンテストであらゆるパターンの技が披露されたため、近年は“ネタ切れ感”があることも否定できない。
「もう出尽くしている。けど僕ならユニークさを持ち込めると思うんだ。自分だけのスタイルで、“ヤバいやつ”を持ち込むつもりだ」と自信を示したブラウンが、コンテストに革命を起こすことができるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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この中で最大の大物は、オールスター本戦のメンバーにも選ばれているブラウンだ。198cm・101kgのスウィングマンは攻守ともにハイレベルで、今季は48試合の出場で平均22.1点、5.5リバウンド、3.8アシスト、1.10スティールを残し、リーグベストの40勝12敗(勝率76.9%)を誇るセルティックスでジェイソン・テイタムとともに主軸を務めている。
ファストブレイクや鋭いドライブから目が覚めるような強烈なダンクを叩き込む男は、今季ダンク成功率82.9%(58/70)を誇るが、オールスター本戦へ出場する選手がダンクコンテストへ参戦するのは2018年のヴィクター・オラディポ以来4年ぶり。
現役ではザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)やドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)が過去にコンテスト優勝を飾っているが、いずれもオールスターメンバーに選ばれる前、キャリア初期の段階で出場したものだった。
そうしたなか、今年の参戦を決めた27歳のブラウンは、10日に地元メディア『MassLiveNews』へこう話していた。
「楽しくなると思う。もっとトッププレーヤーやトップのアスリートたちがダンクコンテストで競い合ってくれるといいね。僕はそれを見て育ってきた。大好きなんだ。それが実現してくれることを願っているよ」
現在リーグには豪快な一撃で会場を沸かせる“ゲームタイムダンカー”が数多く存在する。先日、米スポーツ専門局『ESPN』の番組『NBA Today』は、“最高の”ダンクコンテストメンバーとしてアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、ラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)、アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)を挙げていた。
彼らのほかにも、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)やシェイドン・シャープ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)といった名ダンカーが出場すれば、イベントは大きな盛り上がりを見せるだろう。
とはいえ、車を跳び越えるダンクや空中で回転してからのダンク、ビハインド・ザ・バックやレッグスルーなど、過去のコンテストであらゆるパターンの技が披露されたため、近年は“ネタ切れ感”があることも否定できない。
「もう出尽くしている。けど僕ならユニークさを持ち込めると思うんだ。自分だけのスタイルで、“ヤバいやつ”を持ち込むつもりだ」と自信を示したブラウンが、コンテストに革命を起こすことができるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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