現地時間2月26日(日本時間27日、日付は以下同)、デトロイト・ピストンズは敵地マディソンスクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスと対戦した。
5連敗中のチームは司令塔のケイド・カニングハム(32得点、8アシスト)やビッグマンのジェイレン・デューレン(11得点、16リバウンド)らの活躍で接戦に持ち込み、第4クォーター残り37.3秒に元ニックスのクエンティン・グライムズの得点で逆転に成功。しかし、1点リードの残り2.8秒にニックスのジョシュ・ハートに再逆転となるゴール下のシュートを決められ、111-113で惜敗した。
この試合前までピストンズは8勝48敗(勝率14.3%)でイースタン・カンファレンス最下位、一方のニックスは34勝23敗(勝率59.8%)でイースト4位。スコアだけ見れば格上相手に健闘したとも言えるが、ピストンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)はゲーム後の会見で「今季最悪の判定。もう我慢できない」とレフェリーを批判し、次のように続けた。
「リーグに連絡して映像を送った。何度も同じことを聞かされるのはうんざりだ。試合に勝つチャンスがあったのに、相手選手はアサー(トンプソン)の足に飛び込んだ。あれは最悪だ。NBAの試合でそれを見逃すことはできない」
指揮官が激怒したのは、ピストンズの1点リードで迎えた第4クォーター終盤のプレーだ。相手のパスをスティールし、ドリブルで持ち上がろうとしていたアサー・トンプソンに対し、ニックスのドンテ・ディヴィンチェンゾがボールを奪おうと進行を阻止。両者は接触したものの、レフェリーはファウルを吹くことなく、直後にピストンズはハートに逆転弾を許した。
その後も怒りが収まらないウィリアムズHCは「あのような大一番で相手の足にダイブしてノーコールなんてあり得ない。バカバカしいし、もううんざりだ。フェアな試合をしてほしいだけなんだ。それ以外に言うことはない。私たちはフェアな試合を望んでいる。もうたくさんだ」と吐き捨てた。
なお、クルーチーフを務めたジェームズ・ウィリアムズは試合後、「レビューの結果、我々はトンプソンが最初にボールに到達し、その後のボールポゼッションの機会を奪われたと判断した。そのため、ディヴィンチェンゾにルーズボールファウルが宣告されるべきだった」とミスジャッジを認めている。
レフェリーのミスで手中に収めかけていた勝利を逃したピストンズ。彼らにとっては後味の悪い敗戦となったが、ニックスとは3月25日にアウェーで対戦が組まれているだけに、次戦のリベンジに期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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5連敗中のチームは司令塔のケイド・カニングハム(32得点、8アシスト)やビッグマンのジェイレン・デューレン(11得点、16リバウンド)らの活躍で接戦に持ち込み、第4クォーター残り37.3秒に元ニックスのクエンティン・グライムズの得点で逆転に成功。しかし、1点リードの残り2.8秒にニックスのジョシュ・ハートに再逆転となるゴール下のシュートを決められ、111-113で惜敗した。
この試合前までピストンズは8勝48敗(勝率14.3%)でイースタン・カンファレンス最下位、一方のニックスは34勝23敗(勝率59.8%)でイースト4位。スコアだけ見れば格上相手に健闘したとも言えるが、ピストンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)はゲーム後の会見で「今季最悪の判定。もう我慢できない」とレフェリーを批判し、次のように続けた。
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指揮官が激怒したのは、ピストンズの1点リードで迎えた第4クォーター終盤のプレーだ。相手のパスをスティールし、ドリブルで持ち上がろうとしていたアサー・トンプソンに対し、ニックスのドンテ・ディヴィンチェンゾがボールを奪おうと進行を阻止。両者は接触したものの、レフェリーはファウルを吹くことなく、直後にピストンズはハートに逆転弾を許した。
その後も怒りが収まらないウィリアムズHCは「あのような大一番で相手の足にダイブしてノーコールなんてあり得ない。バカバカしいし、もううんざりだ。フェアな試合をしてほしいだけなんだ。それ以外に言うことはない。私たちはフェアな試合を望んでいる。もうたくさんだ」と吐き捨てた。
なお、クルーチーフを務めたジェームズ・ウィリアムズは試合後、「レビューの結果、我々はトンプソンが最初にボールに到達し、その後のボールポゼッションの機会を奪われたと判断した。そのため、ディヴィンチェンゾにルーズボールファウルが宣告されるべきだった」とミスジャッジを認めている。
レフェリーのミスで手中に収めかけていた勝利を逃したピストンズ。彼らにとっては後味の悪い敗戦となったが、ニックスとは3月25日にアウェーで対戦が組まれているだけに、次戦のリベンジに期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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