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NBA

【NBA】八村塁が2本の3ポイント&豪快ダンクで14得点!レイカーズはグリズリーズに競り勝つも不満の残る内容<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.04.13

八村は14得点をマークした。(C)Getty Images

八村は14得点をマークした。(C)Getty Images

 現地時間4月12日(日本時間13日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズと対戦。123-120で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の46勝35敗(勝率56.8%)とした。

 両軍の先発は、レイカーズが目の負傷により前試合を欠場していたアンソニー・デイビスが戦列に復帰し、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズとともにベストラインナップを形成。対するグリズリーズは13人もの選手のステータスが故障等により欠場という非常事態のなか、スコッティ・ピッペンJr.、ジョーダン・グッドウィン、GG・ジャクソン、ジェイク・ラレイビア、トレイ・ジェミソンという布陣で臨んだ。

 2WAY契約や10日間契約の選手をメインで起用せざるを得ないグリズリーズを、ほぼベストメンバーのレイカーズが本来なら序盤から圧倒しなければならないはずだった。しかし第1クォーター、チーム一丸となりエネルギッシュにプレーする相手に思わぬ苦戦を強いられる。互いにリードを奪い合うシーソーゲームとなり、終盤に仕掛けた8-0のランがそのまま点差となって34-26で最初の12分間を終えた。
 
 続く第2クォーター、レイカーズは一時13点のリードを奪い、徐々に地力の差を見せ始めたかと思われた。だがこれで気が緩んだか、その後オフェンスではパスミスを連発、守備でも相手に3ポイント爆撃を許すなど集中力を欠いたプレーが目立ち、68-64と差を詰められて後半に突入した。

 第3クォーター開始早々、レイカーズはピッペンJr.に立て続けに3ポイントを決められ71-72と逆転を許すと、以降もターンオーバーやリバウンドミスが目立ち、最大9点のビハインドを背負う。ここまで追い込まれてようやく尻に火が着いたか、その後はレブロンを中心に守備強度が上がり、98-97と再逆転して第4クォーターを迎えた。

 勝負のラスト12分、最後までチーム全体でエナジーあふれるプレーを見せるグリズリーズに対し、レイカーズはレブロンやデイビスの個人技で応戦。1点ビハインドの残り44秒、レブロンが逆転の決勝レイアップを決め何とか接戦を制したものの、ゲーム内容としてはグリズリーズの方が充実しており、勝つには勝ったが不満の残る結果となった。
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