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NBA

【NBA】ウエストの9位、10位決戦はキングスに軍配!ウォリアーズはトンプソン不発で3年ぶりのプレーオフ逸<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.04.17

カリーは22得点をマークしたが、相棒のトンプソンは無得点と沈黙。昨年のリベンジに燃えるキングスはマレー(左)が32得点、9リバウンドの大活躍でウォリアーズを粉砕した。(C)Getty Images

カリーは22得点をマークしたが、相棒のトンプソンは無得点と沈黙。昨年のリベンジに燃えるキングスはマレー(左)が32得点、9リバウンドの大活躍でウォリアーズを粉砕した。(C)Getty Images

 現地時間4月16日(日本時間17日、日付は以下同)、NBAはプレーイン・トーナメントが開幕。ウエスタン・カンファレンス9位のサクラメント・キングスと、同10位のゴールデンステイト・ウォリアーズの一戦がキングスの本拠地ゴールデン1・センターで行なわれた。

 勝利したチームがニューオリンズ・ペリカンズとの8位決定戦、負けたチームはシーズンが終了する大一番。キングスはディアロン・フォックス、キーオン・エリス、ハリソン・バーンズ、キーガン・マレー、ドマンタス・サボニス、ウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、トレイス・ジャクソン・デイビスがスタメンを務めた。

 昨年のプレーオフ1回戦でウォリアーズに3勝4敗で敗れたリベンジを狙うキングスは、第1クォーターだけでマレーが4本の3ポイントを含む14得点を奪取。ウォリアーズもカリーの個人技や3ポイント、グリーンの連続得点で流れを変えようと試みるが、31-22とキングスのリードで終える。

 第2クォーター、キングスはバーンズやベンチのデイビオン・ミッチェルの3ポイントで41-25と16点差をつける。しかしウォリアーズはベンチのジョナサン・クミンガが奮闘。3年目の21歳はこのクォーターだけで6連続得点を含む10得点の活躍で試合の流れを変え、終盤にはグリーンがサボニスの3つ目のファウルを誘い、50-54と4点差に迫った。
 

 後半開始早々にカリーの3ポイント、ウィギンズのフックシュートで1点差まで追い上げたウォリアーズだが、キングスはエリス、マレー、バーンズの連続3ポイントで再びリードを2桁に。その後もキングスはフォックスの個人技やマレーの3ポイントで加点し、91-76と15点差をつけた。

 第4クォーターに入ってもキングスはファンの大歓声を味方にゲームの主導権を握り、20点以上の差をつける。ウォリアーズはカリーやモーゼス・ムーディーが得点を重ねるものの、シューターのトンプソンのシュートが全く決まらず。116-90とキングスの26点リードで迎えた残り2分12秒にウォリアーズはカリー、グリーンら主力をベンチに下げて白旗を掲げた。

 118-94で快勝し、昨プレーオフの雪辱を果たしたキングスは、マレーが8本の3ポイントを含む32得点、9リバウンド、フォックスが24得点、6アシスト、バーンズが17得点、サボニスが16得点、12リバウンド、7アシスト、エリスが15得点、5アシスト、3スティール、3ブロックと先発全員が2桁得点をマーク。

 ウォリアーズはカリーが22得点、クミンガが16得点、7リバウンド、ムーディーが16得点、グリーンとウィギンズが12得点をあげたが、トンプソンは6本の3ポイントを含む10本のシュートをすべて外し、まさかの無得点に終わった。

 キングスは19日に敵地でペリカンズと第8シードの座をかけて対戦。ウォリアーズは3年ぶりにポストシーズン出場を逃す結果となった。

構成●ダンクシュート編集部 

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