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NBA

昨季ウエスト決勝の再戦!レイカーズを警戒するナゲッツ、主砲ヨキッチは「おそらく最もタフなシリーズになるだろう」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.04.19

昨年のウエスト決勝ではナゲッツがレイカーズを4タテ。しかしうち3試合が6点差以内の決着だった。(C)Getty Images

昨年のウエスト決勝ではナゲッツがレイカーズを4タテ。しかしうち3試合が6点差以内の決着だった。(C)Getty Images

 現地時間4月16日に行なわれたプレーイン・ゲームで、ロサンゼルス・レイカーズがニューオリンズ・ペリカンズに110-106で勝利し、ウエスタン・カンファレンスの第7シードを手に入れた。

 この結果により、レイカーズは今季ウエスタン・カンファレンス2位ならびにフランチャイズ記録に並ぶ57勝25敗を残したデンバー・ナゲッツと、20日に幕を開けるファーストラウンドで対戦することが決定した。

「我々は昨年彼らをスウィープした。今年も(シーズンで)スウィープしたんだ。相手はハングリーに、すごくいいプレーをして向かってくる。立場を逆転したいからね。このチームの選手たちはそのことを十分理解している」

 昨季王者を率いるマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、7位決定戦の結果を受けてそう発言していた。事実、ナゲッツは昨季のカンファレンス・ファイナルで4戦全勝、今季もレギュラーシーズンで3戦無敗とレイカーズに対して勝ち続けている。
 
 とはいえ、昨季のプレーオフのシリーズでは4試合のうち3試合が6点差以内で決着。レイカーズがリードする場面もあったが、終盤の攻防をナゲッツが制して白星を手にしていた。大黒柱のニコラ・ヨキッチは決して簡単なシリーズではなかったと振り返る。

「昨年のプレーオフのシリーズではどの試合も本当にタフだった。(今年は)僕がここへ来てから、おそらく最もタフなシリーズになるだろうね。昨年僕らが4-0で倒したけど、彼らは本当にタレントが揃ったチーム。(昨季終了後から)何人か戻って見事にいいチームを作り上げている。僕は彼らのことをものすごくリスペクトしている。面白いシリーズになると思っているよ」

 レイカーズはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのオールスターデュオに加え、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁といった平均2桁得点を計算できる5人でスターターを形成。ベンチにはトーリアン・プリンスやスペンサー・ディンウィディー、ゲイブ・ヴィンセント、ジャクソン・ヘイズら実力者が控えている。
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