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NBA

昨季ウエスト決勝の再戦!レイカーズを警戒するナゲッツ、主砲ヨキッチは「おそらく最もタフなシリーズになるだろう」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.04.19

 なかでも現役最年長の39歳で、キャリア21年目のレブロンはNBA歴代トップ(282試合)のプレーオフ出場経験を持つ。「21年目なんだ。でもあの男は向上し続けている。疲れてくれるといいんだがね。疲弊してくれることを願うよ。だがレブロン・ジェームズがスローダウンしている兆候は全くない」とマローンHCは警戒を強める。

 ナゲッツの特徴はヨキッチとジャマール・マレーが繰り出す絶妙な2メンプレー。そこにアーロン・ゴードンがダンカーズスポットへカッティングして豪快なフィニッシュ、あるいはマイケル・ポーターJr.やケンテイビアス・コールドウェル・ポープが外から援護射撃する。今季この5選手が先発出場した試合では37勝11敗、勝率77.1%を誇る。

 ベンチにはベテランのレジー・ジャクソンとディアンドレ・ジョーダン、ジャスティン・ホリデー、若手のクリスチャン・ブラウン、ペイトン・ワトソンが控えるが、何よりも昨年のプレーオフを制した経験がナゲッツの強みだ。
 
 昨年のシリーズで両チーム最多の平均32.5点に6.3リバウンド、5.3アシスト、2.75スティールの大暴れを見せたマレーは、連覇に向けて自信を覗かせていた。

「どうして僕らにはできないと思うのか、自分にはわからないね。僕は自分たちとこのグループに自信がある。自分自身に対してもすごく自信を持っているんだ。ジョーカー(ヨキッチ)にもね」

 プレーオフは4戦先勝のシリーズのため、1試合の結果で勝ち上がりが決まるわけではない。だがリベンジを狙うレイカーズとしては昨季との違いを見せたいはずだけに、20日(日本時間21日)の初戦は両チームにとって非常に重要な一戦となるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
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