今季、結成2年目のルカ・ドンチッチとカイリー・アービングの強力バックコートコンビを中心にレギュラーシーズンで50勝32敗(勝率61.0%)の成績を残し、2年ぶりのプレーオフ出場を果たしたダラス・マーベリックス。
ウエスタン・カンファレンスの第5シードで挑んだ大舞台は、1回戦でシーズン51勝のロサンゼルス・クリッパーズ(第4シード)、カンファレンス準決勝で同57勝のオクラホマシティ・サンダー(第1シード)をそれぞれ4勝2敗で下すと、カンファレンス決勝では同56勝のミネソタ・ティンバーウルブズ(第3シード)を4勝1敗で打ち破り、2011年以来のNBAファイナル進出を決めた。
ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)の下、2大エースの周囲にPJ・ワシントン、デリック・ジョーンズJr.、ダニエル・ギャフォード、デリック・ライブリー二世といったロールプレーヤーを揃え、シーズンで50勝以上をあげたチームを3回倒し、球団史上3回目のファイナル進出となったマブズ。現地メディアによると、これは10年のロサンゼルス・レイカーズ以来の出来事だったという。
当時のレイカーズはコビー・ブライアント、パウ・ガソル、ロン・アーテスト(現メッタ・ワールドピース)、ラマー・オドム、デレック・フィッシャーら経験豊富なベテランが在籍し、サンダー(50勝)、ユタ・ジャズ(53勝)、フェニックス・サンズ(54勝)を退けてウエストを制覇。さらにファイナルでは、08年に敗れた宿敵ボストン・セルティックス(50勝)を4勝3敗で撃破し頂点に立っている。
10年のレイカーズはウエストの第1シード(57勝25敗)でベテランが主軸、今年のマブズは第5シードで若手主体とチーム状況は異なるが、前者はコビー、後者はドンチッチという絶対的な大黒柱がいる。
プレーオフ17試合で平均28.8点、9.6リバウンド、8.8アシスト、1.6スティールをマークしているドンチッチは、ファイナルの相手であるセルティックスについて「彼らはNBAで最高のチーム。オフェンス、ディフェンスともに素晴らしい武器を持っている。彼らに勝つには、本当に一生懸命プレーし、素晴らしいバスケットボールをしなければならない」とタフな戦いになることを予想しているが、ここまでチームは何度も劣勢を跳ね返して勝利を収めてきた。
アウェーでもカンファレンス準決勝から5連勝中と波に乗っているマブズは、今季64勝18敗とリーグ最高成績を残したセルティックスも攻略し、50勝以上のチームを4回下して王座に就いた14年前のレイカーズの再現なるか。ファイナルは現地時間6月6日(日本時間7日)にボストンのTDガーデンで開幕する。
構成●ダンクシュート編集部
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ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)の下、2大エースの周囲にPJ・ワシントン、デリック・ジョーンズJr.、ダニエル・ギャフォード、デリック・ライブリー二世といったロールプレーヤーを揃え、シーズンで50勝以上をあげたチームを3回倒し、球団史上3回目のファイナル進出となったマブズ。現地メディアによると、これは10年のロサンゼルス・レイカーズ以来の出来事だったという。
当時のレイカーズはコビー・ブライアント、パウ・ガソル、ロン・アーテスト(現メッタ・ワールドピース)、ラマー・オドム、デレック・フィッシャーら経験豊富なベテランが在籍し、サンダー(50勝)、ユタ・ジャズ(53勝)、フェニックス・サンズ(54勝)を退けてウエストを制覇。さらにファイナルでは、08年に敗れた宿敵ボストン・セルティックス(50勝)を4勝3敗で撃破し頂点に立っている。
10年のレイカーズはウエストの第1シード(57勝25敗)でベテランが主軸、今年のマブズは第5シードで若手主体とチーム状況は異なるが、前者はコビー、後者はドンチッチという絶対的な大黒柱がいる。
プレーオフ17試合で平均28.8点、9.6リバウンド、8.8アシスト、1.6スティールをマークしているドンチッチは、ファイナルの相手であるセルティックスについて「彼らはNBAで最高のチーム。オフェンス、ディフェンスともに素晴らしい武器を持っている。彼らに勝つには、本当に一生懸命プレーし、素晴らしいバスケットボールをしなければならない」とタフな戦いになることを予想しているが、ここまでチームは何度も劣勢を跳ね返して勝利を収めてきた。
アウェーでもカンファレンス準決勝から5連勝中と波に乗っているマブズは、今季64勝18敗とリーグ最高成績を残したセルティックスも攻略し、50勝以上のチームを4回下して王座に就いた14年前のレイカーズの再現なるか。ファイナルは現地時間6月6日(日本時間7日)にボストンのTDガーデンで開幕する。
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