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NBA

2004年ピストンズvs2017年ウォリアーズ、強いのはどっち?当事者同士が激論「ドレイモンドは小さすぎる」「ラシードが弱点」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.06.07

史上屈指の守備力で頂点に立った04年のピストンズ(右)と無類の攻撃力を誇った17年のウォリアーズ(左)。より強いのはどちら?(C)Getty Images

史上屈指の守備力で頂点に立った04年のピストンズ(右)と無類の攻撃力を誇った17年のウォリアーズ(左)。より強いのはどちら?(C)Getty Images

 どのチームが歴代最強か――。GOAT(史上最高の選手)論争とともに、NBAファンの間で盛り上がるテーマのひとつだ。

 この話題に関して、元NBA選手のラシード・ウォーレスが、自身が優勝を経験した2004年のデトロイト・ピストンズは“4大スター”を擁した2017年のゴールデンステイト・ウォリアーズに勝てると豪語したことで、当事者同士の主張がヒートアップしている。

 1995年にワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)でNBAキャリアをスタートさせ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、アトランタ・ホークス、ピストンズ、ボストン・セルティックス、一度現役を引退を挟んでニューヨーク・ニックスと計6球団でプレーしたウォーレス。2004~09年に在籍したピストンズでは、移籍初年度にシャキール・オニール&コビー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズを破ってリーグ優勝を果たしている。

 2003-04シーズンのピストンズはチャンシー・ビラップス(191cm)、リチャード・ハミルトン(201cm)、テイショーン・プリンス(206cm)、ラシード・ウォーレス(211cm)、ベン・ウォーレス(206cm)がスタメンを務め、1試合平均84.3失点という圧倒的な堅守を誇った。
 
 ウォーレスは自身がホストを務めるポッドキャスト『Sheed & Tyler』で、当時のピストンズは、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、ケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)の黄金カルテットを擁した2017年のウォリアーズを「ボコボコにしただろう」と主張した。

「どのポジションにおいても俺たちにマッチアップすることができない。ステフ(カリー)はディフェンダーじゃない。彼はリップ(ハミルトン)をガードしなければならなかっただろう。リップには何枚のスクリーンがかかっていたことか。それにポイントガードに誰を置いても、チャンシー(ビラップス)には小さすぎただろう。テイ(プリンス)は誰が守るんだ?彼らはフィジカルコンタクトに慣れていないし、ドレイモンドは小さすぎる」

 カリー(188cm)、トンプトン(198cm)、デュラント(211cm)、グリーン(198cm)、ザザ・パチューリア(211cm)がスターティング5だったウォリアーズに対して、「君たちはあまりに小さすぎる」と言い放ったのだ。
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