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NBA

名手ハーダウェイは息子のマブズ退団を希望?「出ていく準備はできている」とSNSに投稿もその後削除<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.06.24

はたして来季、ハーダウェイJr.はどの球団のジャージーに袖を通すのか。(C)Getty Images

はたして来季、ハーダウェイJr.はどの球団のジャージーに袖を通すのか。(C)Getty Images

 現地時間6月18日(日本時間19日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスでプレーする息子ティム・ハーダウェイJr.の父ハーダウェイSr.は、自身のインスタグラムアカウントへこう綴っていた。

「私の息子ティム・ハーダウェイJr.は素晴らしいシーズンを送った。私たち家族はとても誇らしく思っている。これからも努力を続けて、成功し続けるんだ!私たちの眼には、お前が常に勝者なんだと映っている。チャンピオンシップこそ勝ち獲れなかったが、私はお前ならできると信じている」

 キャリア11年目の今シーズン、ハーダウェイJr.はレギュラーシーズンで79試合に出場し、チーム3位の平均14.4点に3.2リバウンド、1.8アシスト、3ポイント成功率35.3%(平均2.7本成功)をマーク。

 だがプレーオフのファーストラウンド(対ロサンゼルス・クリッパーズ)の第2戦を最後に右足首捻挫のため4試合を欠場。オクラホマシティ・サンダーとのカンファレンス・セミファイナル初戦で復帰し、第2戦で17得点をあげて勝利に貢献したが、その後プレータイムは安定せず、ミネソタ・ティンバーウルブズとのカンファレンス・ファイナル第3戦からはローテーション入りできずにベンチを温めることになった。
 
 ボストン・セルティックスとのNBAファイナルを1勝4敗で落としたマブズは、シリーズを通じて3ポイント成功率31.6%(48/152)と苦戦。そのなかでハーダウェイJr.は、2連敗で迎えた12日の第3戦で約20分のプレータイムを与えられるも、フィールドゴール5本(うち3ポイント3本)をすべて落としてしまい、無得点と不発に終わった。

 マブズが唯一勝利した14日の第4戦で、ハーダウェイJr.は父親がコートサイドで見守るなか3ポイント成功率71.4%(5/7)の15得点に3リバウンド、1アシストをマーク。初白星に貢献したものの、全体的には不完全燃焼でシリーズを終えた。

 32歳のインスタントスコアラーは、プレーオフ14試合の出場で平均12.7分のプレータイムを与えられ、4.4点、1.8リバウンドに3ポイント成功率35.1%を記録。マブズはルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングの2枚看板にPJ・ワシントン、ダニエル・ギャーフォ―ド、デレック・ライブリー二世、マキシ・クリバー、ジョシュ・グリーン、ダンテ・エクサム、ジェイデン・ハーディといった主要選手たちが来季も契約下にある。
 
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