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NBA

「明日からの遠征に帯同する」故障中の八村がチーム練習に合流!戦列復帰は1月下旬頃か

秋山裕之

2020.01.14

チーム練習に合流した八村。戦列復帰が間近に迫ってきた。(C)Getty Images

チーム練習に合流した八村。戦列復帰が間近に迫ってきた。(C)Getty Images

 1月12日(日本時間13日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでユタ・ジャズとの一戦に臨んだ。

 ウィザーズは離脱していた主力組がこの試合から復帰。エースのブラッドリー・ビールが6戦ぶり、右足甲のストレス反応により20試合を欠場していたビッグマンのトーマス・ブライアントも、約6週間ぶりに戦列へと戻ってきた。

 8連勝中と好調のジャズに対し、ベストに近いメンバーで臨めたウィザーズは、前半終了時点で66-55と11点ものリードを奪取。ところが、後半に入り猛反撃を受けてしまう。

「(オフェンスとディフェンスの)両エンドで、俺たちの積極性が欠けてしまった。ターンオーバーをしてしまったし、ショットセレクションも良くなかった。ボールムーブも少なかったね。1回のパス、あるいはパスなしでシュートまで持ち込んでしまった」

 ビールが試合後に明かしたように、第3クォーター終盤に21-3のランを許すと、第4クォーター序盤にも14-5と猛攻を仕掛けられ苦しい展開に。最終的に116-127で敗れ、ホームの連勝が3でストップした。
 
「後半に(ジャズへ)22本のフリースローを与えたことで差がついてしまった。我々はビッグマンが揃い始めたが、リバウンドで苦しんだ。それが弱点だ。なんとかしてリバウンドをもっと奪う必要がある」

 スコット・ブルックス・ヘッドコーチ(HC)はこの試合の敗因として、後半に入ってジャズにフリースローを多く許してしまったこと、そして37-44で下回ったリバウンド面を挙げていた。

 ウィザーズでは復帰組のビールがチームトップの25得点、ブライアントがベンチから8得点、3リバウンドをマーク。ダービス・ベルターンスは4本の3ポイントを含む18得点、ジョーダン・マクレーが16得点、6リバウンド、イアン・マヒンミが15得点、6リバウンドに加え7アシストを記録したものの、最後までリードを保つことができなかった。

 それでも、復帰したビールとブライアントについて指揮官は「ビールはシュートタッチこそ良くなかったが、攻守においてハイエナジーでアップテンポなプレーを見せてくれた。TB(ブライアントの愛称)はプレータイムを制限していたが、短い時間でしっかり戦ってくれた」と高評価を与えた。

 ビールも試合後に「チームメイトたちとプレーできてうれしかったよ」とコメント。ブライアントも「いい感じだった。久しぶりだったから、皆と息が合えば、と思っていたんだけど、俺がリズムに乗れるように、チームメイトたちが助けてくれた」と、久々の実戦に手応えを感じていたようだ。
 
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